2023年下半期(7月~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった記事ベスト5をお届けします。人間関係部門の第5位は――。(初公開日:2023年12月8日)
毎月、新たに発売されるビジネス書は約500冊。いったいどの本を読めばいいのか。読書家が集まる本の要約サービス「flier(フライヤー)」で、11月にアクセス数の多かったベスト20冊を、同サービスの編集部が紹介する――。
吹き出し型のプラカードを持っている若者たち
写真=iStock.com/Rawpixel
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要約サービス「11月のビジネス書」ベスト20

第1位:『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』(リュ・ハンビン著、小笠原藤子訳、文響社)
第2位:『これからの生き方図鑑』(樺沢紫苑著、光文社)
第3位:『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』(キム・ユジン著、小笠原藤子訳、文響社)
第4位:『超コミュ力』(田村淳著、すばる舎)
第5位:『話し方すべて』(桐生稔著、かんき出版)
第6位:『堀江貴文のChatGPT大全』(堀江貴文/荒木賢二郎著、幻冬舎)
第7位:『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』(安達裕哉著、日本実業出版社)
第8位:『ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本』(樺沢紫苑著、マイナビ出版)
第9位:『感情的にならない本』(和田秀樹著、PHP研究所)
第10位:『1300万件のクチコミでわかった超優良企業』(大澤陽樹著、東洋経済新報社)
第11位:『メタ思考』(澤円著、大和書房)
第12位:『頭のいい人は「短く」伝える』(樋口裕一著、大和書房)
第13位:『2035 10年後のニッポン』(堀江貴文著、徳間書店)
第14位:『熟睡者』(クリスティアン・ベネディクト/ミンナ・トゥーンベリエル著、鈴木ファストアーベント理恵訳、サンマーク出版)
第15位:『心をつかむ超言葉術』(阿部広太郎著、ダイヤモンド社)
第16位:『アウトプット思考』(内田和成著、PHP研究所)
第17位:『小さな感謝』(鹿島しのぶ著、三笠書房)
第18位:『おとなの思考』(外山滋比古著、リベラル社)
第19位:『2040年の日本』(野口悠紀雄著、幻冬舎)
第20位:『うまくいくリーダーだけが知っていること』(嶋村吉洋著、きずな出版)

※本の要約サービス「flier」の有料会員を対象にした、2023年11月の閲覧数ランキング

「帰宅後ルーティン」でつまらない人生を変える

今月の第1位は、『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』でした。

リュ・ハンビン、小笠原藤子訳『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』(文響社)
リュ・ハンビン、小笠原藤子訳『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』(文響社)

「毎日がなんだかつまらない」「自分にはもっと別の人生があるかもしれないと思ってしまう」……そんなふうにモヤモヤしている方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

本書の著者、リュ・ハンビン氏は、時間管理や副業に関する情報発信を専門とする韓国のインフルエンサー。本業は獣医師で、かつては仕事中心の生活でしたが、毎日の「帰宅後ルーティン」を作ったことをきっかけに、やりたいことをすべて実現できるようになったのだといいます。

帰宅後ルーティンを作るために、まずは時間帯ごとの集中度を記録することから始めてみましょう。すると、どの時間帯に何をすれば効率よく動けるのかがわかってきます。著者の場合、朝に運動を、夜に動画編集や執筆作業を行うとはかどるタイプなので、その通りのルーティンを組んだそうです。

効率的な時間の使い方が見えてきたら、1週間分の帰宅後ルーティンを作ってみましょう。最初はうまくいかないかもしれませんが、その都度アレンジを加え、最適化していきます。

慣れていくと、時間割に従って生きることの快適さに気づくでしょう。平日の夜をより効率に使いたい方や、副業や趣味の時間を捻出したい方、毎日にハリがほしい方、新しいことを始めたい方に一読をおすすめします。