上位モデルでは、万一の修理コストが安く済む可能性がある点も見逃せない。iPhone 15 ProとPro Maxでは、背面パネルを分離して修理しやすい構造に改善された。これにより、例えばiPhone 14 Proで7万5800円だった背面ガラスの修理料金は、iPhone 15 Proでは2万5900円と大幅に安価に設定されている。

iPhone 15
iPhone 15(アップルのニュースリリースより)

使用に伴うバッテリーの経年劣化も軽減される可能性がある。米テックメディアのヴァージが報じたところによると、iPhone 15シリーズでは新たな「バッテリーの最適化」のオプションが提供される。

最大充電量をほぼ常時80%に制限することで、満充電に近い状態で傷みがちなバッテリーの損耗を最小限に抑える。このほか、ユーザーから要望が高かった充電サイクル数(これまでに合計100%相当の充電を何回分行ったか)の表示に対応した。

長く使いやすいモデルになった

スマホの高額化にともない、買い換えサイクルは長期化傾向にある。米市場調査企業のCIRPが実施し、9to5Macが報じた調査によると、iPhoneユーザーのうち1年未満で買い換える人々はわずか8%、2年未満も28%と少数派だ。ユーザーの38%は2年以上3年未満で買い換え、3年以上使い続けるユーザーも26%いるという。なかには4年、5年と愛用する人々もいるだろう。

iPhone 15シリーズはカメラや素材など目を引く改良とともに、Type-C搭載やバッテリー対応などで今後長く使いやすいモデルになっている。手持ちのモデルが購入からしばらく経っているのであれば、今年のiPhone 15が乗り換えの好機かもしれない。

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