年に1回は消費行動をチェックする

ただ、よくいわれますが、1度生活水準を上げると下げにくいのは間違いありません。ディドロ効果と呼ばれるものがあり、ブランド品を統一したいという欲求です。

厄介なことに売る方はこの効果を十分に知り尽くしていますので、ブランド側は当然そこに訴求します。全力でみなさんの見栄を刺激するように設計されています。

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私はブランド物を一切もっていませんが、デジタル機器はスマホもパソコンも全てApple製品でそろえています。ただ、私の場合は、最新の電化製品を使うことで、仕事のスピードが上がります。そろえることで、収入増に結びついています。

パーキンソンの法則もディドロ効果も、いわれれば、「それは当たり前でしょ」と思われるかもしれません。ただ、人間の行動にはそうした落とし穴があると知っているかどうかで誘惑に耐えられます。

自分の消費行動がぶれていないかは1年に1回はチェックしましょう。

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