パナソニック、ソニー、シャープが相次いで大規模なリストラ策を発表している。不振に陥った最大の要因は、テレビ事業の収益構造にある。これまで3社とも経営資源の多くをテレビ事業に投入してきた。だが、価格下落が止まらず、つくっても儲からない状況が続く。

今年度に入り、厳しさはさらに増している。理由は2つある。

(構成=プレジデント編集部)
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