未成年とは基本ご飯だけだが…

「本当に欲情するのは未成年の女の子なんですが手を出すのはさすがにマズいので、外見が幼い成人女性との行為で欲望を満たしています。女性の体って、実年齢のほかにも体の年齢があるじゃないですか。成人していても幼い感じに見える体型の子もいれば、未成年でもおばさんに見える体型の子もいます。

未成年の女の子と会うこともありますが、その場合は基本ご飯だけ。でも体を売るということに抵抗がない子もいて、2万~3万円を提示してくる子もいます。そのときは欲望に負けそうになります」

交際クラブや出会い系アプリは年齢確認が必須となっているので、未成年とはツイッターかインスタグラムで知り合うという。しかし、パパ活をうたうアカウントにはサイバーポリスが混じっていることもあるし、保護者から捜索願を出され、GPSで足がついてしまうこともある。そのため、会う場所、時間をふくめ、成瀬氏は慎重を期しているそうだ。

推薦合格した「ユキちゃん」がパパ活をする理由

そんな成瀬氏がとなりに座っている女子高生「ユキちゃん」と出会ったのもツイッターである。

「あっくん(前出の成瀬氏)のことは、ツイッターで知りました。元々フォローしてたわけじゃなくて、パパ活用のアカウントを作ったら、おすすめに出てきたので私から連絡したんです」

ユキちゃんがパパ活をしてでもお金を稼ぎたいと思ったのは、高校卒業後に一人暮らしをする資金が必要だったからだ。高校3年生のユキちゃんは取材当時、推薦入試で大学に合格が決まっていた。実家、大学ともに都内にあるが、一人暮らしをしなければならない理由は両親にあった。

「親から虐待されているので家にいたくないし、親からも出て行けって言われるんです。虐待は母のほうがひどくて、手を上げられることもあります。私が中学生のときから母がご飯を作らなくなったので、牛丼とかコンビニでご飯を買って食べています。親とご飯を一緒に食べることはほとんどないです」