10年で働きやすさは大きく改善されたが…

「社員クチコミ白書」から、働き方改革によって残業時間と有休消化率がどのように推移したかを見てみよう。このグラフは、OpenWorkに投稿された現職の社員による「平均残業時間(月間)」と「有休消化率」の10年間の推移だ。

残業時間は、2012年は46時間であったのに対し、2021年では24時間となっており、ほぼ半減。有休消化率は、2012年の41%から大きく改善し60%となった。どちらも、働き方改革が推進された2010年代中盤から数値が改善しており、長時間労働や、休みにくさは着実に是正されてきていることが読みとれる。

平均残業時間の推移
有休消化率の推移

OpenWorkに投稿される、社員・元社員による企業評価スコアには、「待遇面の満足度」「社員の士気」「風通しの良さ」「社員の相互尊重」「20代成長環境」「人材の長期育成」「法令順守意識」「人事評価の適正感」という、働きがいを構成する8つの評価項目がある。ほとんどの項目がこの10年間で右肩上がりに推移しているなか、「20代成長環境」だけが下降している。

社員口コミ 評価項目別スコア平均の推移