橋下、松井、吉村…維新ずくめのテレビ出演

「『橋下徹』不偏不党ではない『テレビ大量露出』に疑義あり」(『週刊新潮』1月27日号)

週刊新潮が、1月1日に放映された毎日放送(MBS)の『東野&吉田のほっとけない人』に、ゲストとして、橋下徹弁護士、松井一郎大阪市長、吉村洋文大阪府知事を呼んで、45分にわたって話をさせたことを問題にしている。

番組内で、「いつか総理になる人」という質問に対して、橋下と松井が「吉村」と書き、吉村は「本当は橋下さんにやってもらいたい」と述べたという。もはやテレビに要求される「不偏不党」などどこ吹く風だ。

橋下氏は新潮の質問に対して、長文の「弁明」を送ってきた。そこでこう述べている。

「僕は日本国民として自分なりの政治信条がありますし、支持政党もあります。支持する政治家もいます。/しかし、そのことだけで地上波出演ができないというのは違うと思います」

橋下氏のいう通りだ。だが、彼の場合、あまりにも維新の会との距離感が近すぎて、視聴者には、支持政党も支持する政治家も分かってしまう。したがって、どんな小気味いい発言をしようと、その裏に維新の会のためという腹の内が見え見えになってしまうのだろう。

維新幹部もいる「秋田犬展覧会」で不正疑惑

「公益社団法人法違反の疑い 維新最高幹部『秋田犬利権』を告発する」(『週刊文春』2月24日号)

平昌五輪でフィギュア金メダリストのロシアのザギトワに、秋田犬「マサル」を贈呈したのは、公益社団法人「秋田犬保存会」だったという。

そこの代表理事を務めているのが、遠藤敬衆院議員(53)。4期目で、経験者の少ない維新の会では、“最高幹部”といえる存在だそうだ。

子供の頃から秋田犬が好きで、次第に繁殖者(ブリーダー)として頭角を現してきた。彼の屋号「泉州高師浜荘」出身の犬は名犬と評判だという。

だが、春と秋に行われる「本部展覧会」で“不正疑惑”があるというのである。選ばれるのは、遠藤氏と親しい人間の犬や、支援者の犬が上位にくることが多いそうだ。

本来は比較審査を行って、審査員同士で合議し、決定に至るのだが、昨年、審査部長に就いた遠藤氏の幼馴染のTは、「比較審査の最中に『(壮犬牝は)これが一席や』と先ほど追加した犬を指定してきました」(会員)。これが事実なら、審査そのものに不正があるといわれても仕方あるまい。

週刊文春の直撃に、遠藤氏は、Tとは3歳のときから付き合っているとし、「もしそうなら、皆で合議せんと。Tも環境整えないと。あいつ、カーッと来るから」と話している。

秋田犬を利権化し、選挙の道具にしているとしたら、犬好きたちのしっぺ返しにあうはずだ。