成功するインフルエンサーたちはとにかくコツコツを情報発信を続けている。なぜそんなことができるのか。27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、立ち上げた会社を売上目標3億円の規模まで育てたやまもとりゅうけん氏は、「意志の弱さをカバーするルーティンを作ればいい。ポイントは3つある」という――。

※本稿は、やまもとりゅうけん『「知っているかいないか」で大きな差がつく! 人生逃げ切り戦略』(KADOKAWA)を再編集したものです。

新鮮な気持ちで朝ウィンドウに手を上がってベッドで目覚める幸せな怠け者リラックス
写真=iStock.com/Nattakorn Maneerat
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何かを継続させるための下準備

人間の意志は弱いものです。いつもどこかで欲に負けます。

もちろん私もそうです。だから「強い意志を持て」なんて言えません。それは無理だからです。

人間は意志次第でどうにでも変われますが、その意志をコントロールするのは難しい。ならばまずは、「自分の意志が弱い」ことを自覚するところから始めましょう。

そもそも、何かを継続するために必要なのは「意志力」ではありません。「仕組み」です。

なぜ、会社に通っていつもの仕事をすることは何年も継続できるのに、ふと何か新しいことを始めようと思ってもそれが続かないのか。それは、「意志の弱さをカバーする仕組み」をつくっていないからです。

「仕組み」とは、いわゆる「ルーティン」のことです。

朝起きて、電車に乗って、朝礼を行い、決まった時間に昼ごはんを食べ、日報を書き、電車に乗って帰る。業務の中でもやるべきことが事細かにマニュアル化されている。会社員生活はルーティンの嵐です。意志の弱さなど関係なく、パフォーマンスを最大限発揮できるような仕組みが、会社にはちりばめられているわけです。

この仕組みを「自分のため」に応用してみましょう。ルーティンを自分でつくるのです。

ルーティンをつくる上でのポイントは3つ。「朝、起きる時間を固定化する」「仕事を1時間単位で区切る」「人と会う」です。