ウディ・アレン監督・主演『世界中がアイ・ラヴ・ユー』を観る

コロナで仕事が減って暇になり、ウディ・アレン監督・主演の名画『世界中がアイ・ラヴ・ユー』をあらためて観てみた。

パリの豪華なレストランでシャンパンやワインを飲むカップル, フランス
写真=iStock.com/anyaberkut
※写真はイメージです

ウディ・アレンは作家ジョー役。ゴールディ・ホーン演じるニューヨークの資産家のステフィの元夫であり、実の娘のDJ(ナターシャ・リオン)に悩みを聞いてもらったりしながら、女性に対する未練たらたらのふがいない人生を送っている。

移り気で今を生きているDJは、父親に美術専門家のヴォン(ジュリア・ロバーツ)をあてがおうと奔走するが、ヴォンの抱くファンタジーに合わせて自分ではない何かになろうと必死にアピールをするジョーは、結局は失恋してしまう。

何が理由で女性とうまくいかないかがわからなくなったジョーだが、どうも真相はステフィをあきらめきれていないということのようだ。