理屈っぽい人は一見自信がありそうだが…

なぜ彼らはこのようなことをするのか? 一見こうした人は自信がありそうですが、実はまったくその逆。彼らは「自信がない」のです。理屈や理論を詰めることで自分の精神的な盾をつくっているのが真実です。

テレビなどメディアで持論を掲げて、相手をバカ呼ばわりする人が存在しますが、強気そうで一見自信の塊のように見えても、実は心の底では自信がありません。

「いや、そんなことないでしょう」とあなたは思うかもしれませんが、本当に自信のある人は、持論はおろか、他人の意見に対して反対意見をぶつけることはないのです。

持論を他人にぶつけることや、持論が正しいと認めさせたいという行動自体が、心理的な弱さの証拠であり、いわゆる理論武装をして自身を守っているのです。

「理屈っぽい」は損しがち

もうひとつは「コンプレックス」を隠したいという心理です。

特に学歴の高い人に多いのですが、知性や頭脳に関するコンプレックスが強いと、こちらが求めてもいないのに、自分を賢く見せようとする傾向が非常に高いです。

意識高い系の学生が、本当はよく理解していないのに、専門用語や横文字を使った会話をして、あたかも自分が賢くなったかのように錯覚しているのもこれと同じです。

どちらにしても、「理屈をこねる」ということは、本心では自分のことを信じていない、つまり自信がないと判断するべきでしょう。

理屈っぽくなると、一番損をするのは当の本人です。まず一番に挙げられるのはコミュニケーションができなくなるという弊害です。あなたも経験があるかもしれないので、すぐにおわかりになると思いますが、理屈っぽいと他人は離れていきます。

「この人は何を考えているのかわからない」「この人は自分のことばかりで、こちらのことには関心がない」と思われてしまうのです。