手洗いは「接触感染」の予防になる

次に大切なのが健康の維持だ。毎晩きちんと十分な睡眠を取る。暴飲暴食やお酒の飲み過ぎは禁忌だ。過剰な労働も問題だ。

さらに外出先から帰ったら、必ずうがいをするとともに手をよく洗う。インフルエンザウイルスは人の喉の細胞から侵入して増殖する。とくに手洗いは接触感染の予防になる。ドアのノブや電車のつり革などにウイルスが付着していることがある。そこを触った手を何気なく鼻や口にもっていく。その結果、感染することが多い。これが接触感染だ。

インフルエンザウイルスについて専門家が分かりやすく説明した本もたくさんある。本を読んで、インフルエンザの正しい知識を身に付けておくことも必要だろう。知識があれば、むやみに恐れることもなくなり、パニックも起きないだろう。

発症した場合は最低でも1週間は休みたい

インフルエンザの猛威について、読売新聞と産経新聞が社説で取り上げている。

1月26日付の読売社説は「出勤すると、周囲にも感染を広げてしまう。罹患した従業員は直ちに休ませるなど、職場での意識啓発が欠かせない」と指摘している。

沙鴎一歩も経験しているが、病院で処方された抗インフルエンザウイルス薬を飲んで1日休んで寝ていると、熱は下がる。気力も出てくる。そうするとすぐに会社や学校に行こうとする。これが大きな間違いである。

熱の下がり初めはまだウイルスが放出されている。周囲の人に感染させる危険がある。最低、1週間は休みたい。

読売社説はマスクの効果や体の抵抗力にも言及する。

「マスクの着用は、咳やくしゃみでのウイルスの拡散を抑える重要なエチケットだ。ウイルスが付いた手で無意識に口を触るのを防ぐ効用もある。予防に万全を期したい受験生には有効だろう」
「普段から予防を心がけることが、何より重要である。しっかりと栄養と睡眠を取り、体の抵抗力を保つよう留意したい」