教育費に月9万5000円。年収800万円でも、このままでは老後破綻まっしぐら。見直しが難しい「子供最優先」家計を劇的に改善する方法とは?

大野家の家計をチェック [世帯年収:800万円]
家族構成●夫(49歳・IT企業システムエンジニア)妻(49歳・専業主婦)子供(長男・長女⇒双子・10歳)
年収●夫・800万円、妻・0円(うちボーナス=夫・夏40万円/冬92万円)
貯金額●50万

ママ友との情報交換に月2万8000円も

大野家は30代半ばで結婚し、数年の不妊治療を経て双子の子供に恵まれました。それだけに、子供への思い入れも強く、家計の中で教育費が突出しています。現在、小学校4年生ですが、公立の中高一貫校を目指して塾通いをし、教育費は月額9万5000円に上ります。

夫は仕事が終わればすぐに帰宅。月1万円の小遣いにも不満はなく、妻の小遣いはゼロ。夫婦ともに努力をしているのですが、よく見ると、交際費が2万8000円かかっています。

これは、子供が塾や英会話教室に行っている間、妻がママ友とファミレスで待っているための費用です。受験を控えているのでママ友との情報交換は欠かせないという理由もありますが、飲み物だけでなく、ついケーキなども注文してしまうので、結構な出費となっています。

通信費も目立ちます。何かあってはいけないと子供2人にもスマートフォンを持たせ、さらに子供専用のタブレットも契約しています。教育費は聖域と考える家庭が多く、見直しが一番難しい部分ですが、このままでは、ご夫婦の老後が破綻することは目に見えています。

【WEAK POINT1】――塾代6万円、弓道代5000円
子供が公立の中高一貫校に合格するために、2人分の塾代6万円、英会話代3万円、娘の弓道代5000円を毎月の家計から捻出する。

【WEAK POINT2】――習い事の帰りがけ、ファミレスで散財
子供が中学受験を控えているため、ママ友との情報交換に交際費がかさむ。習い事の帰りはほぼ毎日、必ず行きつけのファミレスに立ち寄る。

弱点克服法 ⇒ 子供に使うお金をセーブする
理想は……
教育費2万2千円(月収の5%)英会話を通信講座に変更
交際費8千8百円(月収の2%)
通信費1万8千円(家族全員スマホを格安スマホに、タブレットを格安SIMに変更)
食費6万8千円
家計再生コンサルタント 横山光昭

マイエフピー代表取締役社長。ファイナンシャルプランナー。1万件以上の赤字家計を再生。著書の『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズは累計95万部を突破。