年齢差をキーファクターとして戦略を練る

これを“10歳差”以上に引き上げられれば、さらに強気で攻められます。50歳の男性からすれば、年収1000万円を超えているような人であったとしても、30代の女性から結婚を念頭に置いたお付き合いの申し出があるということは、嬉しいものです。さらに、男性から「生意気だ、プライドが高い」と敬遠されがちな“キャリア”についても、「その頑張りが愛おしい」「俺もこんな道を通ってきた。サポートしてあげたい」と、兄のような気持ちで包み込んでくれるため、逆に仕事がしやすくなる可能性もあります。仕事を考えた上でも、年上を選ぶというのはメリットが見込めるのです。

本来、バリキャリ女性と高収入男性とは相性が良い組み合わせですので、ぜひこの「年齢7歳差以上作戦」にトライしてみてください。ただし、あなたよりさらに若い女性がライバルとして現れる可能性もありますし、自分が何歳になろうとも若い女性が好きという男性もいます。そんなときこそ「高収入男性が妻たる女性に求める3つの素養」で勝負です。

また「7歳も年上なんか嫌だわ」という人もいるかもしれません。そういう人は、連載第2回「ターゲットは年下男性! 年上女性の魅力とは何か?」(http://woman.president.jp/articles/-/533)をご参照くださいね。

大西明美

婚活アドバイザー。結婚相談所を経営。1977年大阪府生まれ。東京都文京区在住。過去20年で延べ4万3000件の恋愛を研究してきた婚活指導の第一人者。小中学校ではイジメを受け友達がいなかったため、周囲の人間関係を観察することを目的にして登校を続ける。特に恋愛に注目してコミュニケーションを学ぶ。高校生のとき、初めてできた友人に恋愛相談を持ちかけられ、日頃鍛えた人間観察眼を生かしたアドバイスを行い、無事に解決。それをきっかけに恋愛相談が立て続けに舞い込むようになる。婚活指導を通して、5年間で200組以上のカップルを成婚へと導いている。著書に『となりの婚活女子は、今日も迷走中』(かんき出版)がある。