江戸時代も晩婚、少子化だった

──江戸時代は夜這いの風習や春画からの連想で性に開放的だったと思われているが、晩婚で出生率が低かった。

江戸時代中期以降、人口は2000万から3000万まで緩やかに漸増しました。内政が安定し、内戦や大きな疫病・飢饉がなく、死亡率を低く抑えられたのです。300の藩で地方分権し、よく統治していました。

当時は晩婚で21歳くらいで結婚しており、出生率も低かった。子の数を養える範囲に抑えるために、共同体の知恵として、出産可能期間を短くする晩婚が実践されていたのです。