2015年11月26日(木)

理想の人間関係は出会って1分の「雑談」で決まる

心が100%伝わる「会話のキャッチボール」練習帳:初対面編

PRESIDENT 2014年9月15日号

渡辺一朗=編集・構成
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人の心をつかむうえで必要なのは「話し方」だけではないし、「聞き方」だけでもない。大事なのは、心が通じ合う「受け答え」だ。

雑談は互いの緊張を和らげる潤滑油

人間関係は、初対面の数十秒で決まると言われる。好印象を持ってもらえたら、その後のコミュニケーションはスムーズにいく。まず身だしなみ(服装・髪形など)、次に態度(しぐさ・表情)、そして会話がカギとなる。

身だしなみは事前に万全の準備とチェックができるが、表情と会話はぶっつけ本番。無意識にもお互い相手がどんな人物か探ろうとするし、失敗しまいと緊張もする。なるべく早く、堅苦しい雰囲気を和ませたい。

そこで1~2分、雑談をする。とはいえ、初めて会った人と何を話せばいいのだろう?

「名刺があるじゃないですか。下の名前は何とお読みするのですか? いいデザインのお名刺ですね! このキャラクターかわいいですね……など。最近は凝った名刺も多く取っ掛かりには事欠きませんよ」(コミュニケーションスクール「とも子塾」主宰元アナウンサー 今井登茂子さん)

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第一印象は「身だしなみ×態度」、想いの伝わりは「言葉÷態度」で決まる。

名刺を取っ掛かりに「○○と言えば……」と、話題を広げる。広げられなければ「ところで」と転じ「御社の商品、私も使わせていただいておりまして」「新商品が話題ですね」など、下調べしたネタを振る。準備がなければオフィスを褒めておこう。

相手から1ついい笑顔が引き出せれば目的は達成、スムーズに本題に入っていけるだろう。あまり「うまくやろう」と意識しすぎないこと。リラックスして自然体で臨むのがコツだ。

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