2015年10月19日(月)

「みっともなく生きる」これが富裕層への近道だ

プレジデント・マネーNEWS【40】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
金森 重樹 かなもり・しげき
ビジネスプロデューサー、不動産投資顧問

金森 重樹東大法学部卒。25歳の時に1億2000万円の借金を負う。著書『お金の味』に詳しい。マーケティングの技術を活用して35歳で借金を完済。行政書士として脱サラ。不動産、建設、ホテルチェーン、医療法人、福祉事業などグループ年商100億円の企業グループのオーナー。個人で日本最大2メガワットのメガソーラー発電所を宮古島で開設。自宅の冷蔵庫とストッカーは自治体からのお礼の品でいつも満杯。ふるさと納税を始めて食費はほぼ「0円」を更新中。著書に『2015年改訂版 100%得をするふるさと納税生活完全ガイド』。

執筆記事一覧

行政書士、不動産投資顧問 金森重樹=文
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【第1~3回のまとめ】
富裕層がどうやって超富裕層になるのかを知ることで、「0」から富裕層を目指すときの安全な資産作りの一歩の踏み出し方がわかる。実は、年収1200万~年収3000万円の家庭には「高収入貧乏の谷 」があって、自ら転げ落ちる人が多く、富裕層の域に達することがなかなかできない。収入が高くなると消費(必要経費や無駄遣い)も増え、資産を大きくするための種銭に事欠いてしまうのだ。

複数の財布を持つ富裕層は、他人の領収書をかき集める

今回は、前回の記事(年収3000万でも“下っ端”! 本物のお金持ちは「財布が4つ」http://president.jp/articles/-/16155)に対する読者の感想(要約)をはじめにご紹介したいと思います。

▼読者の声 (35歳男性・会社経営)
〈「4つの財布」(富裕層になるには収入を得る方法を4つ以上持て)という考え方はまさにそうですよね。数年前、私は国内の某有名ビジネススクールで、MBA課程にいました。生徒の2~3割は富裕層出身で、事業承継が前提の方々でした。授業後に、少し高めのレストランによく行ったのですが、精算後の領収書はいつも取り合いです。割り勘なんですが、毎回のように領収書は誰かが持っていく(笑)。
私自身も年収・資産ともに非常に恵まれていると自負していますが、彼らの行動を見ていて、それこそ「周回遅れ」だなと強烈に感じました。「財布の数」がそもそも違う。同じ境遇の仲間と、「フロー(給与)がいくら高くてもたかが知れている。やっぱりストックだね」と肩を落としたのを覚えています。私自身はそれ以降、「高収入貧乏の谷」に落ちぬよう、自覚を持って日々生活しています〉(*著者・金森氏への質問・意見は、文末のフォームをご利用ください)

感想ありがとうございます。

よくあるケースとしては、支払いも割り勘にして、領収書も割ってもらうというものですが(僕ならそうします)、取り合いというのは面白いですね。

おそらくお仲間の方は、ビジネススクールのほうも事業を遂行するために必要なものとして会社から業務命令を出してもらって、法人で経費処理しているのではないでしょうか。これも「財布の数」が違う一例かと思います。

領収書といえば、給与所得のみの財布の方(副業などをしないビジネスマン)がスーパーマーケットのレシートをサッカー台(袋詰めの台)のゴミ箱に捨てるのを尻目に、ゴミ箱をあさるようにして拾ったレシートをサービスカウンターに持っていって手書きの領収書にしてもらっている人がいます。それは、きっと複数の財布がある人ですね。あまり褒められた行為ではないかもしれませんが、領収書を経費として処理しているのでしょう。

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