会社で傍流の人が財を成す理由3

矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、会社ではいわば傍流の人が最終的に財をなしています。

これは、いったいどういうことが原因なのでしょうか。理由は主に3つあります。

(1)鬱憤を投資で気を紛らせる

職場環境・対人関係など仕事面であまりはかどっていない不満を投資に向けて気を紛らわせている。

会社で時間を過ごすときの自分は本当の自分ではなく、投資物件を見学にいったり、投資の勉強会に参加したり、その後の飲み会で投資家仲間と不動産談義をしたりしている時間のほうが生き生きと過ごせて、本来の自分だと感じている。その結果、能力を発揮できる。

(2)「負け組」の唯一の活路

本流からはずれていることによって、みんなと同じ普通の生き方では、もう取り返しがつかないところまできている。同期と比べると完全に後塵を拝している。簡単にいうと、サラリーマンの出世競争社会で生きる限りは負け組みだ。だから、資産運用などみんながやらない道に活路を求めた。

(3)時間があり余っている

会社では傍流に属するため、重圧のある職責を任されることがなく、残業もそこまでハードではないため、投資に割く十分な時間がとれる。

昇給をあてにしていないから、一切見栄をはらないし、付き合いが悪くなったとしても倹約生活をつらぬいて種銭をつくることが可能な環境にある。