2015年11月14日(土)

「1億総下流」は嘘っぱち「富裕層」101万世帯!

プレジデント・マネーNEWS【43】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
金森 重樹 かなもり・しげき
ビジネスプロデューサー、不動産投資顧問

金森 重樹東大法学部卒。25歳の時に1億2000万円の借金を負う。著書『お金の味』に詳しい。マーケティングの技術を活用して35歳で借金を完済。行政書士として脱サラ。不動産、建設、ホテルチェーン、医療法人、福祉事業などグループ年商100億円の企業グループのオーナー。個人で日本最大2メガワットのメガソーラー発電所を宮古島で開設。自宅の冷蔵庫とストッカーは自治体からのお礼の品でいつも満杯。ふるさと納税を始めて食費はほぼ「0円」を更新中。著書に『2015年改訂版 100%得をするふるさと納税生活完全ガイド』。

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行政書士、不動産投資顧問 金森重樹=文
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なぜ、高級リゾートは大混雑するのか?

今回は、読者のご質問への回答をしたいと思います。

▼46歳会社役員の独身女性(中央区在住)よりご質問:要約
〈社長と始めた会社が順調で株主ということもあり、年収は不動産収入あわせて3000万強です。リゾートホテルの会員権を個人で購入し、ひと月に1度はひとりで温泉に行くのが趣味。私の疑問は、行く先々で目にする裕福そうな方々の数の多さです。
トップシーズンの旅行先、デパートの食品売り場、高級レストラン……確か所得世帯全体の数%しかいない年収2000万円超の人数からは想像できない数の人たち。「数%」は間違いで、もっとたくさんいるでしょう? と思ってしまうのです。私は毎月かなり貯金しているので、それを消費に回せばこんなせこい疑問は浮かばないのでしょうか?〉(*著者・金森氏への質問・意見は、文末のフォームをご利用ください)

質問者の話に出てきたリゾート会員権のテーマは多くの富裕層が持つ「4つの財布」(事業収入、不動産収入、配当収入、給与収入)を体現したいい事例です。そのメリット・デメリットと、別荘・リゾートマンションとの比較を絡めた分析は、後日、じっくりお話したいと思います。

今回は、「年収2000万円超の人=数%」は果たして間違いかどうかについて。

調べてみました。年収2000万円以上の給与所得者は国税庁の「民間給与実態統計調査」の平成25年データで、19万8000人、給与所得者の上位0.4%です。

この数字だけ見れば、年収2000万円以上の人の割合は1000人に4人とかなり少ないですが、これはあくまで給与所得者から見た世の中の見え方です。(https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2013/pdf/001.pdf

ところが……。

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