2015年2月23日(月)

なぜ仕事の速い人は金曜夜に「因数分解」するか

得する習慣、損する習慣【20】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
古川 武士 ふるかわ・たけし
習慣化コンサルティング代表取締役

古川 武士

日立製作所を経て2006年独立。「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修・コンサルティング・個人向けセミナーなどをおこなっている。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(いずれも日本実業出版)など。

執筆記事一覧

習慣化コンサルタント 古川武士=文
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できる人が実践している9つの時間活用術

前回は、なぜ効率的に時間が使えないのかをテーマに、オフィスでしばしば見られる非効率・非生産的な時間の使い方の9つのケースをご紹介しました。
(参照:http://president.jp/articles/-/14537

今回はその9つの問題ケースの具体的な解決策を順番にご紹介します。

【1】完璧主義
●特徴

どんなことでも全力投球。妥協できないために、取捨選択、強弱がつけられない。結果的に、残業などが増え、時間対効果が極めて低くなります。

●解決策

A. 半分の時間で想定する
「もしも半分の時間・期間で仕上げなければならないとしたら?」と問いかけます。
B. 最重要事項を見極める
上記の質問をすると、最重要ポイント(力の入れどころと抜きどころ)が見えてきます。
C. 捨てるもの、任せるものから考える
最重要が見えたら、そこにより多くの時間を投入してそれ以外の部分を捨てる、減らす、任せることで時間を確保します。

【2】心配症
●特徴

先々の心配をしすぎて、過剰なチェックをしたり、準備に時間がかかる。

●解決策

A. 徹底的にチャンクダウン(細かく分ける)する
曖昧な心配は解決できません。具体的に、問題と原因と解決策・最初の一歩を明確に具体化していくことが負の循環を解消する方法です。
B. 不安リストを作成し、対策を考える
不安は頭の中でたくさん抱えていると四六時中に気になります。不安リストを作成して1カ所に書き出すと安心できます。
C. 最悪の事態を想像する
心配は、未来の恐怖に直面する勇気が不足しているときに湧いてきます。最悪の事態を想像して直面した場合にどうするか腹をくくるとその手前の小さなリスクは気にならなくなります。

【3】いい人
●特徴

上司や同僚からの依頼に対してNOと言えず、抱え込んでしまう。

●解決策

A. 積極的に聞く
依頼が来た時には、まず、納期や背景を積極的に聞きます。
B. 自分の状況を説明する
難しい状況ならば、その仕事が納期に間に合わせるようにできない現状を論理的に伝えます。
C. 代替案を考える
最後に、作業範囲、納期を調整したり、他の人に任せるなど、双方が納得する解決策を探ります。

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