【4】場当たり対応
●特徴

仕事の段取りを考えず始めてしまい、ムダに時間がかかる。

●解決策

A. 1日15分のプランニングをする
計画が命です。1日15分のプランニング習慣を取り入れましょう。通勤電車の中でやってもいいでしょう。
B. 最重要の仕事から手をつける
時間管理の基本はエネルギーがあるうちに一番労力のかかる作業を済ませることです。朝一番でメールをせず、最重要の仕事に取りかかりましょう。まずは10分から着手することをお勧めします。
C. 1日の最後に振り返る
場当たり対応が多い人は、生産性が低いまま同じことを繰り返しています。毎週金曜日の帰りの時間に良かったこと、改善点、来週の予定を立てるだけで徐々に改善し始めます。

【5】先延ばし
●特徴

嫌なことを先延ばしにする、ギリギリ仕事で仕事の質が落ちる。

●解決策

A. チャンクダウンする
先延ばしは仕事の作業単位が大きい時に、「気が重たい」「めんどくさい」といった感情から生まれます。最初のコツは5分~15分単位で手をつけられるレベルまで作業を因数分解することです。
B. ベビーステップで始める
ベビーステップとは、赤ちゃんの一歩という意味。小さく踏み出すことです。先延ばしは何も着手していない時に一番気が重たい、動き出せばモチベーションは湧いてきます。
C. 骨太の理由をつくる
どんなに嫌な仕事でも、怖い仕事でも、明確で強力な理由があれば着手するものです。その理由をつくりましょう。

【6】だらだら残業
●特徴

低い集中力で長時間労働する癖で生産性が低い。

●解決策

A. 夜のスケジュールを全て埋める
コツは帰る時間をコミットすること。そのために、外せない予定を入れると1日の過ごし方を工夫して何とか時間内に仕事を終わらせようとします。
B. 悪いリズムから抜ける
良くも悪くも仕事を進めるのにリズムがあります。たった1つの仕事でいいので、タイマーを付けて緊張感を持ってスピードアップで仕事をこなしましょう。
C. 気分転換法を持つ
疲労感は生産性を落とし、だらだら残業に繋がります。90分に1回は10分程度の休憩を取ると集中力を高く維持できます。