安価な戸建て分譲住宅を供給

住宅購入を考えるとき「パワービルダー」という言葉をよく耳にするようになった。戸建て分譲住宅を供給する有力な住宅会社の総称で、成長率の高さなどから注目を集めるようになった。大手ハウスメーカーとの違いは、主に土地付きの戸建て分譲住宅を手掛け、アパートの家賃なみの月々の住宅ローンの支払いで戸建て住宅を手に入れられるという価格戦略にある。

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断トツ1位のパワービルダーが出現

2013年、パワービルダー大手の飯田グループ6社が経営統合。6社分を合算すると年間供給量は2万6000戸規模。木造注文住宅の大手、住友林業やローコスト系の注文住宅のタマホームなどがおおむね年間1万戸規模なので、供給戸数では大手を上回る存在になっている。