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女の言い分、男の言い分

「ワーママ」は毎日が綱渡りでも幸福度が高い理由

PRESIDENT WOMAN Online 著者プロフィール
佐藤 留美 さとう・るみ

佐藤 留美1973年東京生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒。出版社、人材関連会社勤務を経て、2005年、企画編集事務所「ブックシェルフ」を設立。20代、30代女性のライフスタイルに詳しく、また、同世代のサラリーマンの生活実感も取材テーマとする。著書に『婚活難民』(小学館101新書)、『なぜ、勉強しても出世できないのか? いま求められる「脱スキル」の仕事術』(ソフトバンク新書)、『資格を取ると貧乏になります』(新潮新書)、『人事が拾う履歴書、聞く面接』(扶桑社)、『凄母』(東洋経済新報社)がある。東洋経済オンラインにて「ワーキングマザー・サバイバル」連載中。

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佐藤留美
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■編集部より指令

炎天下、子ども2人と大荷物を乗せて15分間自転車を漕ぎ、汗だくで保育園に送り届けたあと、満員電車に揺られる日々。

会社に到着した時点で全エネルギーの半分くらいは使い果たしている。仕事が終わって帰宅後も家事とお風呂と寝かしつけ……。

子育てしながらの共働きで毎日ヘトヘトですが、トクすることってあるんでしょうか。

■大宮冬洋さんの回答

「男の家事」半分やってるつもりでも実際は2割にすぎない
http://president.jp/articles/-/13336

■佐藤留美さんの回答

釣り三昧夫の奥様は……

共働きで得をするのは主に夫――とは至言ですね。

まさに、その通りだと思います。

私の周囲で、週末はヨットとか、釣り三昧とか、夏フェス参加が欠かせないとか言っている旦那は、ほぼ例外なく妻が働き者で、共働きです。

ある女友達(超働き者)など、「夫は私が日頃、会社や家で“奴隷”をやっているからヨット三昧なんて“貴族”がやっていられる」とコボしています。

でも、彼女はそう言いながらも、半分以上「ノロケ」ているんですね。一生言ってろ、とでもいいたくなるくらいに。

なぜか?

それは他でもない、彼女の夫に「可愛げ」があるから。

たとえば……。

彼女は仕事がデキる人の特徴ですが、超が付くほど社交的。

よって、子どものPTAのリーダー役を買って出る、マンションの自治会委員を務めるなどは朝飯前。時には、失恋した友達の慰め役までする始末です。

だから、彼女の家にはいつも来客が絶えないんですね。土日だろうが、夜だろうが、お客さんがしょっちゅう来ます。

そんな落ち着かない状況は、普通の旦那なら思わず「カンベンしてくれよ~」と音をあげたくもなるはず。ところが、彼女の旦那は不快感をおくびにも出さないどころか、むしろその状況を楽しんでしまうのです。

よって、来客はいつも夫婦にもてなされてニンマリ顔。彼女もそんな状況をどこか誇らしげです。

しかも、彼は彼女の仕事やプライベートでの愚痴をよく聞く聞く。

彼女によると「ほとんど聞き流している」そうですが、話をさえぎらない、余計な問題解決志向をちらつかせないだけでもリッパなものです。

この、彼の余裕こそが「可愛げ」。それじゃあ、週末に家事を放り出して、ヨットに乗ったくらい許す気になりますよね。

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