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「家事分担」で衝突してしまう4つのケース

PRESIDENT WOMAN Online 著者プロフィール
普光院 亜紀 ふこういん・あき
保育園を考える親の会代表

1956年、兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務を経てフリーランスライターに。93年より「保育園を考える親の会」代表(http://www.eqg.org/oyanokai/)。出版社勤務当時は自身も2人の子どもを保育園などに預けて働く。現在は、国や自治体の保育関係の委員、大学講師も務める。著書に『共働き子育て入門』『共働き子育てを成功させる5つの鉄則』(ともに集英社)、保育園を考える親の会編で『働くママ&パパの子育て110の知恵』(医学通信社)、『はじめての保育園』(主婦と生活社)ほか多数。

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保育園を考える親の会代表 普光院亜紀
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分担方法に理想形はない

「保育園を考える親の会」で話していても、いろいろな共働き家庭があります。家事や子育てを完璧なまでに「半分こ」分担をしている家庭もあれば、夫は独身のように何もしないという家庭も。

夫と妻の勤務時間、仕事内容、収入、考え方や性格、得意・不得意などはいろいろですから、家事・子育ての分担方法に理想形はありません。でも、共働きで子育てをするなら、家事・子育ての分担は必須。自分たちなりにうまくやれる方法を模索していく必要があります。

分担をしようとすると、どうしてもぶつかりあってしまう、という人も少なくないようです。

そこで、今回は、共働きの夫と妻の間でよくある衝突場面をとりあげ、それぞれがどう考えたらいいのか、相互理解のための処方箋を書きます。「昨日もケンカしちゃったなあ」と落ち込んでいるあなたは、少し頭を整理してみてください。

(1)「早く帰れないんだからしかたないだろ」「自分だけ残業してずるい」

仕事の責任感が強い2人の間には、こんなやりとりがありがちです。

「早く帰れない」と断言しているあなた。気持ちはわかりますが、防御線を高く張りすぎていないか冷静に考えてみてください。あなたが早く帰ったら仕事は本当に取り返しがつかない状態になってしまうのか。そういう仕事の体制でいいのかどうか。

毎日ではなくても、週に数日でも仕事を早く切り上げて保育園のお迎えに行くことができたら、パートナーは助かるはずです。パートナーは、定時に仕事を終わらせようと必死で働いているはず。その緊張感を共有できるようになったら、関係はぐっと改善すると思います。

「自分だけ残業してずるい」と怒っているあなた。パートナーと仕事の話をしましょう。相手の仕事のたいへんさや責任の重さを理解する努力をしつつ、自分の仕事についても具体的に伝えてみてください。ただし、物理的にどうしても無理なことは、要求してもお互いにストレスになるだけです。

「毎日のお迎えは私がやるから、土曜日の出勤のときは助けて」
「今はしかたないとして仕事が変わったら、考えてみて」
「9時ごろまでに子どもを寝かしつけたいから、食事の後片付けはお願いね」

などなど、違う分担のしかたを提案してみるのもよいと思います。お互いに仕事の内容や立場は変化していくので、時間をかけてバランスをとることもできます。毎晩、夫が食事をつくっているという某ベテランママは、「今、貸しを返してもらっているところ」と言っています。

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