リストラの発端は「宮崎駿監督の引退」

ことの起こりは、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーを特集した8月3日放送のドキュメンタリー番組「情熱大陸」でした。このなかで同社の株主総会の様子が映され、そこで鈴木氏が次のように発言していたのです。「言葉はちょっときついんですけれど制作部門を解体しようかと」「リストラクチャーっていうのか、再構築」「やっぱり宮崎監督の引退というのはすごく大きかった」「一旦ここらへんで小休止してこれからのことを考えてみる」。

これを受けて、ネット上では様々な反応が駆け巡りました。多くの人が「ジブリはもう新作映画は作らない」という印象を受けたようです。なかには「著作権管理会社になるんだろう」という反応もありました。