2014年6月9日(月)

妻が夫の収入を食いつぶすメタボ家計簿

お金が貯まる家計簿vs没落家計簿【年収1200万】

PRESIDENT 2013年5月13日号

著者
藤川 太 ふじかわ・ふとし
ファイナンシャルプランナー

藤川 太

1968年、山口県生まれ。ファイナンシャルプランナー。東京、大阪、名古屋に拠点を持つ「家計の見直し相談センター」の看板相談員。教育費と老後資金の危機を憂える著書『サラリーマンは2度破産する』(朝日新書)や『1億円貯める人のお金の習慣』(PHP研究所)が好評。

執筆記事一覧

ファイナンシャル・プランナー 藤川 太 編集・構成=有山典子
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加藤家の家計簿
●加藤家の家計
――12歳年下妻の甘い家計で老後没落の危機

都心部のマンション暮らし。長女が有名私立中学に合格、次女も姉と同じ学校への進学を希望しているが、教育費をどう捻出すればいいか分からない。

【年収(税込)】[夫]1220万円【貯蓄額】200万円
【家族構成】[夫]52歳 大手企業管理職[妻]40歳 専業主婦[長女]14歳 私立中学2年
[次女]10歳 公立小学4年
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村上家の家計簿
●村上家の家計
――一流企業の部長夫人は月10万円でパート中

夫の収入は高いが、妻は会計事務所でパートを続ける。子ども2人は中高一貫校に通う。都内に中古戸建てを購入したが、無理のない金額に抑えた。今のところ車なし。

【年収(税込)】[夫]1180万円[妻]120万円【貯蓄額】1800万円
【家族構成】[夫]51歳 大手企業部長[妻]49歳 事務パート[長男]17歳 私立高校3年
[長女]14歳 私立中学3年

羨望の高収入で毎月7万円赤字

年収1200万円もあれば、貯金できないほうが不思議に思える。だが、現実は甘くない。少しいいマンションを買い、子どもを私立に通わせるだけで生活はもうギリギリだ。年収1200万円のサラリーマンが自分を金持ちだと錯覚してはいけない。

たとえば、大手企業で管理職を務める加藤さん。長女が私立中学に進学してから家計は一段と厳しく、毎月7万円を超える大幅赤字が続いている。年収1200万円を超えるのに、現在の貯金はたったの200万円だ。

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