2014年1月7日(火)

卓越した生産性を実現!『7つの習慣』の新メソッド

運を呼ぶ新法則「5つの選択」【1】

PRESIDENT 2012年7月30日号

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世界中で大ヒットしたビジネス書『7つの習慣』の著者スティーブン・コヴィー博士の理論をベースにフランクリン・コヴィー社が、“卓越した生産性”の実現に特化した新メソッドを開発。あなたの人生を左右する「選択の瞬間」とは──。

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「5つの選択」とは「卓越した成果」を生み出すための知識とスキルと動機を獲得し、「卓越した生産性」を実現することを目的としたプログラムである。それが生まれた背景には、人間を取り巻く環境の大きな変化がある。

私たちは今、かつて経験のない時代に突入している。情報技術の急速な発展で、どこでも誰とでも連絡が取れるようになり、人類が蓄積してきた多くの知識や情報に容易にアクセスできるようになった。昔は想像もつかなかった卓越した成果を創出できる可能性が高まった。

ところが、現実は大きく異なり、「生産性のパラドクス」と呼ばれる問題が起きている。企業や政府は情報技術に莫大な投資を行ったが、少なくとも労働者の毎時生産量という従来の尺度で見る限り、生産性が大きく伸びることはなかったのだ。確かにデジタル革命は多くの仕事のプロセスを一変させたが、人間そのものの生産性を向上させはしなかったわけだ。

その理由は、現在の「知識労働」は過去の「工業労働」とは根本的に異なるのに、私たちはまだ工業時代の考え方にとらわれていることにある。

工業時代の労働者は組み立てラインで機械に部品を取り付けるような単純作業を繰り返していた。意思決定が必要な場面はごくわずかで、その裁量の幅は狭く、価値は低かった。使う道具もシンプルな使用方法しかなかった。

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