2013年11月8日(金)

本を読みっぱなしにせず、身になる工夫をしているか

「年収1億円」稼ぎのエッセンス 第8回

PRESIDENT BOOKS /PRESIDENT Online スペシャル

著者
江上 治 えがみ・おさむ
株式会社オフィシャル 代表取締役

1967年生まれ。有名プロスポーツ選手から経営者まで、年収1億円超えのクライアントを50名以上抱える富裕層専門のカリスマファイナンシャルプランナー。サラリーマン時代には大手損害保険会社、生命保険会社の代理店支援営業における新規開拓分野および売上達成率で、全国1位を4回受賞。損保会社では最短、最年少でマネジャーに昇格。生保会社でも最短でのマネジャー昇格を果たす。独立後は、保険営業を中心としたFP事務所を設立。人脈ゼロ、資金ゼロから1000名を超える顧客を開拓し、これまでに通算600億円の保険契約を獲得。著書にベストセラーとなった『年収1億円思考』がある。

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株式会社オフィシャル 代表取締役 江上 治
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私の知る経営者の中でも、イマジンプラスの笹川祐子社長は、たいへんな読書家でもある。

ご縁ができたのも、私の最初の著書がきっかけだが、笹川社長は忙しい仕事の合間を縫って、何と年間300冊もの本を読んでいる。300冊というと、1日に1冊読むとしても、本を読まない日は1週間に1日しかない計算だ。

しかも、いろいろな分野の本を読む。若い人が読むような本も読むし、話題の本はもちろん読む。ほかにも社員が数字を見る力をアップするには、どんな本がよいかという目線で、課題図書になるような本を探して読んだりもする。

それも、ただ読むだけではない。本の読み方にも、独自の工夫があるのだ。

たとえば笹川社長が一時期、続けていた方法は、ノートの見開き2ページに読んだ本の内容を書くというものだ。

具体的には、まず開いたページの真ん中に、本のタイトルを書く。次に、本を読んで気がついたことを、タイトルの左右にメモする。

そのとき、ノートをメモでいっぱいにしてしまわず、ページの一部を空白のままで残しておくようにする。これはなぜかというと、その本の著者に会えたときに、そこにサインをもらうためである。そんなノートが、すでに何十冊もある。

しかも、笹川社長によると、これをやりだしてからは、自分でも不思議なくらい、読んだ本の著者に会えるようになったのだという。

ノートには、本を読んだ日付も入れてある。笹川社長がノートを見せると、ほとんどの著者は驚いて、しげしげとノートのメモを眺めるのだそうだ。もちろん、喜ばない著者などいない。

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