「定義を知らない」が誤解のもとに

誤解しやすい天気予報の数字
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誤解しやすい天気予報の数字

「降水確率予報は1980年代に始まりましたが、その数値の意味については誤解が多いようです」。NHKで長く天気キャスターを務めてきた気象予報士、村山貢司氏が解説する。

「降水確率50%とは『その地方の半分で雨が降る』ことではなく、『その地方全域で1ミリ以上の雨が降る確率が10回中5回ある』という意味です」

(坂本道浩=撮影)
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