
“都内イベントで終わらせない”。福島県が選んだ三段仕掛けのブランディング
地方創生や県産品PRの現場では、「都内でイベントを一度開催して終わり」「タイアップ記事を一本作って終わり」という、単発施策の効果の限界に悩む自治体は少なくありません。話題にはなっても、記憶に残らなければブランドは育ちづらいからです。そこで、dancyu総研が福島県の課題解決にあたって設計したのは、次の3つのステップを連動させる方法です。
Step2 福島での実感(産地体験「FoodCamp」)
Step3 全国への拡散(dancyuWEBタイアップ)
東京で福島の食に出合った参加者を、今度は福島の現場に招き、生産者やシェフとの触れ合いを通じて本物の体験を届けます。そしてその熱量を、メディアを通じて全国に広げます。「出会い→実感→拡散」という一連の動線を描くことこそが、単発で終わらないブランディングの鍵になります。

【Step1】東京の一夜が生んだ、福島との“出合い”
2025年7月、東京・日比谷。dancyu食いしん坊メンバーを中心とする50人を集め、「ふくしま応援シェフ」プレミアムディナーを開催しました。福島を代表するシェフと東京の人気パティシエがタッグを組み、県産食材の魅力を凝縮した特別メニューと福島銘酒のペアリングを提供。会場には生産者本人も同席し、参加者と直接言葉を交わすことで、食材への理解と福島への共感を一気に引き上げました。
この夜、参加者の中に芽生えたのは「もっと知りたい」という気持ち。その芽を摘み取らず、次のステップへとつなげていきます。

【Step2】舞台は現地へ。三者三様のFoodCampが刻む“本物の体験”
東京での熱が冷めやらぬ同年秋、福島県内3カ所――郡山・相馬・喜多方――で体験型ランチイベント「FoodCamp」を開催しました。
郡山では、400品種もの野菜を育てる鈴木農場の畑のど真ん中で、レタスや長ねぎの収穫体験を実施。相馬では、原釜漁港でホッキ貝の殻むきに挑戦し、“潮目の海”がもたらす常磐ものの魅力を体感しました。喜多方では、江戸中期創業の大和川酒造店を訪ね、酒蔵の歴史を学んだ後、地元シェフによる特製ランチを味わいました。
いずれの会場でも、料理を手がけたのは県内で活躍する2人のシェフ。ペアを組んで“和洋共演”のコースを提供。生産者・漁師・蔵元が同じ食卓を囲み、その土地でしか味わえない一皿と、生産の裏側にある物語を同時に届けました。
この現地体験の満足度は、郡山・喜多方で100%、相馬でも95%という高水準を記録。「必ずまた来たい」「機会があれば来たい」という再訪意欲の声も多く、単なる消費者を“強力な福島ファン”へと押し上げることにつながりました。

【Step3】感動を全国へ。dancyuWEBで“福島ファン”を広げる
東京のプレミアムディナーと福島でのFoodCamp。この二つの現場で生まれた熱気を、dancyuならではのシズル感あふれる写真とテキストでタイアップ記事化し、「dancyuWEB」から全国へ配信。参加者のリアルな声、生産者とシェフの情熱を伝えることで、イベントに参加していない読者にも「福島の食の魅力」を強く印象づけ、風評払拭と購買意欲の向上を中長期的に後押ししています。
貴自治体・企業の課題も、“dancyu総研”が解決します
食の総合メディア「dancyu」が持つ圧倒的な食の知見、全国のトップシェフや生産者との強固なネットワーク、そして熱量の高い読者組織。これらを掛け合わせ、課題抽出からイベントの企画・運営、WEBでの情報発信までをワンストップでプロデュースできるのが「dancyu総研」です。
「県産品のブランド力を高めたい」「地域の食の魅力を全国に発信し、観光誘客につなげたい」とお考えの自治体・企業は、ぜひ一度ご相談ください。