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読者アンケート&座談会で子育て中の従業員のリモートワーク問題を徹底調査

2020年、ビジネスパーソンたちの働き方は一変した。「リモートワーク(在宅勤務)」は、今や“ニューノーマル”なワークスタイルとして定着している。「プレジデント ウーマン」では、リモートワーク環境に関する読者アンケートを実施(※1)。回答者の中から、親の手が離れない子どもを育てながらリモートワークを行っている従業員を中心に、男女9人(オンライン参加2人)を集い、去る11月9日に座談会を開催。リモートワークの悩み・問題点をはじめ、リモートに必須のPC環境への課題など、リモートワークで働く人々の本音を聞いた。

※1:「プレジデント ウーマンNEWS」メルマガ会員を対象に、オンラインアンケートを実施。調査期間:2020年10年22日~11月3日。有効回答数:637。

【座談会出席者プロフィール】
大企業に勤める、未就学児を中心に子をもつ従業員9人(男女2:7)

●Aさん=IT通信関連/子=幼稚園児(5歳):週5回リモートワーク
●Bさん=通信関連・営業職/子=保育園児(1歳):週5回リモートワーク
○Cさん=公務員/子=小4と小2:週3回リモートワーク
○Dさん=製造業・技術職/子=保育園児(年長):週1回リモートワーク
●Eさん=大学院研究職/子=保育園児(年長):週2回リモートワーク
●Fさん=金融関連・管理部門/子=小4と小1:週2日リモートワーク
●Gさん=金融業・営業職/子=中2と小3:週2回リモートワーク
●Hさん=製造業・管理部門/子=小2と保育園児(年長):週4日リモートワーク
●Iさん=教育関連・広報/子=保育園児(1歳と2歳):週1~3回不定期リモートワーク

○=オンライン参加

課題は“コミュニケーションの取り方”。新たな作法に戸惑いも

アンケート調査(※1)の結果では、アフターコロナ時代に向けてリモートワーク定着への期待度は高い。座談会でも、「始業を早朝に設定し夕方以降のプライベート時間を長く確保。結果QOL(生活の質)が上がった」(Eさん)など、リモートワークのメリットを挙げる声が多い。一方、新たな働き方として、コミュニケーションのあり方、オンライン会議・営業での作法、リモート環境の整え方、セキュリティ面での不安など、さまざまな問題が明らかになった。

とくに、ビフォアコロナと働き方が180度変わったことで、社内外とのコミュニケーションの取り方に戸惑うという声は多い。「コロナ禍で職種が転換。関係性を築いた後でのリモートワークではないため、スタッフ個々人との距離感に試行錯誤中」(Aさん)、「出張がなくなり業務方法が激変。メールか電話かオンラインか……客先がどう思っているのか今イチわからず手探り中」(Gさん)。いずれも出張族として全国を飛び回っていた頃との違いに戸惑っている。

「客先営業からスタッフ管理に職種転換。関係性が築けていない状況でのコミュニケーションに苦戦中」と語るAさん。コロナ禍で出張がなくなり営業職の多くは、新たなスタイルを試行錯誤中だ。

また、オンライン会議での問題点では、「大人数へのプロモーションだと相手側のビデオはオフのことが多いため顔が見えず、表情などで反応を確認できない」(Iさん)と相手の反応が読み取れないつらさを訴える人も。

こうした不安を回避するために「『言語情報でわかるのは、たった7%』と伝え、できるだけビデオをオンにしてもらう」(Hさん)などの工夫も見られる。ただし、ビデオをオンにすると“生活空間が見えてしまう”ことを危惧し、あえてオフにする人もいるだろう。また、会話の混乱を避けるために、発言時以外は音声をミュートにする作法も浸透しつつあるが、対面と違い、「言語化されていない“雰囲気”をシェアするのが難しい。雑談が減ったことで、社内の別プロジェクトなどがまったくわからない」(Bさん)。新人教育がリモートで1対1である懸念も含め、リモートでのコミュニケーションに対する不安は尽きない。

ワンオペ増加⁉ 子を抱える人のリモートワークは、時に地獄……

子育て世代のリモートワークの難しさでは、オンライン会議中に「子どもの声が入る」「子どもがカメラに写り込む」「子どもが勝手にPCをいじる」などの問題に集中。ある企業では、“リモートワークでは、子どもは保育園等に預ける”が基本ルールだったが、コロナ禍では特例許可に。しかし「オンライン会議の際に子どもの歌声が聞こえたり、遊ぶ姿が映り込んだりすると、シリアスな会議がシリアスでなくなる」と苦言を呈する管理職の声もあり、在宅勤務時の課題に悩む企業は多い。

保育園が休園になった時期は地獄だったと振り返る人も。「リモートワークの問題は、子どもの年齢が非常に影響する。1、2歳児は生活リズムが決まっており、お昼寝などの時間に会議があると寝かしつけきれず、仕方なく子どもをおんぶして参加。相手によっては画面から子どもを隠してオンライン会議をした」(Iさん)。両立の大変さは、小学生以上の子を持つ人も同様。「午後に子どもが帰宅した後が大変。仕事をしながら宿題を見たり家事をしたり……。通勤時より1日のバタバタ感が増して、ご飯をつくるのが以前より面倒になった」(Cさん)。このように、仕事、家事、子どもの面倒まで、在宅ワークをする夫婦のどちらかに偏ることが多く、結果、ワンオペが増加していることが判明。社内外ともに、仕事の場に子どもがいることを良しとしない人はまだまだ多い。仕事と育児の両立は、ニューノーマルな時代でも早急に解決しなければならない大きな課題の1つといえる。

「休園中、乳幼児を抱えてのオンライン会議は地獄だった」と振り返るIさん。保育園に子を預けて仕事ができるありがたさを痛感する声は多い。

リモートワークでは、スタッフ側にも管理職側にも、さまざまな不安・不満・問題が存在する。「毎日日報と成果物の提出を義務づけられた。出社時と同じなのに、信用されていないのか」(Dさん)と不満に感じる人も。「実働、何時から何時まで。何をした、また子どもがいて集中できなかったなどの気づきも提出」(Cさん)することが義務づけられている企業もある。

そうした日報から「明らかに残業が増えている部下がいる」(Hさん)と悩む管理職も。成果主義ではない状況で勤怠管理をしなければならないことにジレンマを感じているという。

「リモートワークなら成果主義が妥当。それがないまま部下の勤怠管理をすることは難題」と語るHさん。社員一人ひとりの業務をデータ化し見える化できれば、管理職の悩みも軽減するはずだ。
「FUJITSU Software TIME CREATOR」(富士通エフサス)は、リモートワーク環境での業務を「見える化」するソフト。各スタッフのPCのログオン/オフ情報を収集し、業務内容や労働時間などを見える化。リモートワークで起こりがちな働きすぎや残業時間の削減もサポート。クラウド版は専用サーバーなしで利用可能だ。

モバイルPCを在宅・出社のたびに持ち運んで利用する人多数。セキュリティと本体の重さがカギ?

リモートワークの課題として、PCを含む環境整備はもっとも重要なポイント。コロナ禍でも全日リモートワークにシフトしている企業は少なく、多くの企業が社内使用のPCを在宅・出社のたびに持ち運んで利用している状況だ。そのためPCのさまざまな課題が明らかになった。

昨今、リモートワークを前提に軽量タイプのモバイルPCを選択する企業も多い。もちろん軽量であるだけでなく、セキュリティ面を考慮したものが求められる。とくに子育て世代では、リモートワーク中「子どもがPCをいじり、パスワードがロックされた。会社に解除してもらったがひどく叱られた」(Bさん)といった、苦い経験も。こうした事態に備えるには、PCのセキュリティ機能がカギとなる。ただし「パスワードをいくつも覚えられない」(Gさん)という声は多く、また数カ月に一度変更を求められることに対しても、同様に不満が募っている。

また、モバイルPCでは本体や付属機器の軽さを求める人がほとんど。ACアダプターやマウスに関しても「ACアダプターが重くてかさばる。マウスの大きさや厚みも邪魔。子どもの荷物もあるため旅行カバンのようになる」(Iさん)や、「一度ACアダプターを会社に置き忘れ、バッテリー切れにならないかヒヤヒヤしながらリモートワークした」(Dさん)。こうした問題を回避するため、「自宅用に同じものを購入した(Bさん)」人もいる。在宅でのネットワーク環境に苦労することも多いよう。「部屋によってはWi-Fiが安定しない。有線LANがあるリビングを夫が占有することもある」(Fさん)と、無線LANの動作に不安を感じる人も少なくない。作業場所が固定される難点はあるものの、会議中に途切れるなどの問題を招かないよう、あえて「有線LANでルーターにつなぐ」(Gさん)人もいる。

これからは、使う側が快適なモバイルPCを選ぶのも管理職の仕事に

PC環境に不満を持つ人は多いが、そうしたモバイルPCの問題を可能な限り解消するよう開発された、富士通「LIFEBOOK U9シリーズ」を実際に触ってもらった。軽量をうたうPCは数あれど、こちらは圧倒的な“超軽量”が特長。「これって実機?」と、全員が疑うほどの軽さと薄さは、片手で簡単に持ち運べるほど。子どもが騒いだ際の部屋の移動はもちろん、荷物が多いと悩む子育て中の女性にとっては、毎日の持ち運びの負担が軽減されそうだ。

「軽~い! これ実機?」と圧倒的な軽さに驚きの声が。打ちやすく、タイピングミスの少ないキーボードデザイン、パスワード不要、コロナ禍でも安心のセキュリティ機能「手のひら静脈認証(非接触)」もお試しした。

子育て世代のリモートワーカーが懸念する問題はさまざまだが、PCの選択によって少しは軽減できそうだ。もっとも大切なセキュリティは、パスワードの暗記や、定期更新がいらず、家でも外でも安心で使いやすい手のひら静脈認証がいいだろう。また、PC本体、ACアダプターともに超軽量コンパクト、かつACアダプターなしでも、どこでも身軽に移動して作業を行える長時間バッテリー搭載は必須だ。さらに、大事なオンライン会議などでネットワーク問題を起こさないためにも、有線LANポートと無線LANを標準搭載していることも大切なポイント。こうした条件を兼ね揃えている多機能機種を選ぶことがリモートワークの問題解決への近道となりそう。

座談会では、リモートワークにまつわるさまざまな問題や課題が浮き彫りになったが、社内外コミュニケーションの作法はもちろん、より快適で働きやすいリモートワークを実現するには、モバイルPCの機能がカギになる。ソフトの整備も含め、これからはさまざまな側面から見た機能的な製品を選ぶことが求められている。

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子育て世代の荷物の多さも解消!
超軽量&安心セキュリティでどこでも快適ワークを実現!

リモートワーク時代には、モバイルPCの軽さこそこだわりたい。富士通「LIFEBOOK U9シリーズ」は、片手で軽々持てる圧倒的な軽さとコンパクトさが魅力。社内外どこへでも気軽に持ち運べるため、作業場所を選ばない。また、タッチ式指紋センサーを標準搭載し(※2)、手のひら静脈センサーも選べるなど多彩なセキュリティ機能で、パスワード問題を解決。長時間駆動バッテリーで、いつでもどこでも快適ワークを実現する。

※2:Secured-core PC非対応モデルのみ

FUJITSU Notebook LIFEBOOK U9シリーズ

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主な特長

・約777g(※3)、薄さ約15.5mmの超薄軽匡体
・手のひら静脈認証や指紋によるセキュリティ機能
・2つのType-Cポート搭載などの充実のインターフェース
・タイピングミスを軽減する使いやすいキーボード
・約190g(ACケーブル含む)※3の軽量小型ACアダプター
・有線LAN(引き出し式のポート)と無線LANを標準搭載
・連続約11時間(※3)使用可能なバッテリー

などなど、多彩な機能でニューノーマルな働き方に対応。

※3:標準バッテリーの場合。

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Edit&Text=戌亥真美 Photograph=田子芙蓉