日本人よ、戦争する覚悟はあるか

――2010年は尖閣諸島沖にて中国漁船衝突映像流出もありました。

当時海上保安官だった一色正春さんが、国の将来を憂い、自分のクビをかけてまでしてあの映像をリリースした。大変素晴らしいことだと思う。問題は政府の対応だ。密漁船の船長を即時釈放して、夜中の3時半に石垣空港を開けさせて、シナの高官が特別機で迎えに来て、あっちでは泥棒が国士か英雄扱いになっている。石垣空港の非常時使用にビタ一文払っていない。

日本の政府はそれを黙認して、外務省は責任をほかに押し付ける。結局、沖縄地検の検事がすべて決めたことですといって身代わりに差し出した。じゃあ自分たちの責任じゃないと言うのであれば、自民党はその地検の検事を参考人として証人喚問したらよかったんだ。

――(編集部)中国が最近になって、沖縄は日本の領土ではない、などということを言いだしています。

その話の前に、まずその呼称からしておかしい。そもそも中国ではなくて、シナ。中国というのはわが国の岡山、広島あたりのことを指す。シナは今までずっとシナだったんだから。

さっきも話に出たが、2月に人民日報が、漁船の衝突も含めた確信的攻撃によって日本の実効支配をぶっ壊す、と。それに対応するのに国では頼りないから、今度は東京都が尖閣諸島を買って、しっかりと港もつくるぞと言ってやった。

シナに「戦争する覚悟はあるのか?」と問われているのだから、日本は胸を張って「覚悟がある」と堂々としていたらいいんだ。

東京都議会議員
野田数氏

世界の専門家も、アメリカ国防情報局の日本担当の人間も、韓国だって、通常兵器の戦隊だったら、シナが日本に絶対勝てないのはみんなよくわかっている。シナの軍備は見かけの数だけは多いかもしれないが、それが単純に戦闘能力の高さに繋がっているとは誰も思っていない。

まず、飛行機の練度がまったく違う。日本が使っているF15の改良型だったら、これは世界一の戦闘機だ。それに、あちらの海軍なんてものは実戦訓練がなくて、ロシアから買ったジャンプ台のついたような航空母艦、あんな1、2発のミサイルで沈むようなちゃちな船は世界中の笑いものだよ。

タスクフォースというものは、航空母艦を2杯、3杯持たないと意味がない。そりゃあベトナムとかフィリピンだとかの国々には威嚇にはなるかもしれないけれど。大体、あんな航空母艦で中国の艦載機が離発着の訓練をしたなんて、まず聞いたことがない。