ダラダラしてしまう時間を減らすために必要なリセット

効率的に1日の作業を行うために、リセットは大事なファクターです。せっかく朝早くに起きても、ソファでダラダラしてしまったら、もう外に出る時間。あるいは、寝る前にひと仕事しようと思いつつ、ベッドでスマホをいじっていたら、いつの間にか深夜なんてことも。今ここまで読んでギクッとした人も少なくないはず。

高澤けーすけ『デジタルライフ・モノワーカー モノ選びで劇的に豊かになる仕事術』(KADOKAWA)
高澤けーすけ『デジタルライフ・モノワーカー モノ選びで劇的に豊かになる仕事術』(KADOKAWA)

僕もそういうタイプでした。……でしたというか、今でも気を抜くとそんなダラダラした1日の始まりや終わりを過ごしてしまいます。

できる限りダラダラとした時間を減らし、効率的に1日を過ごすにはどうしたら良いか。僕の答えは、リセットできるモノを取り入れるということ。

僕は毎朝「Balmuda The Brew(バルミューダ ザ・ブリュー)」というコーヒーメーカーでコーヒーを一杯淹れるのですが、絶妙なハードルがありまして。

一般的なイメージとしてある、ピッとボタンを押すと自動でコーヒーが抽出されるタイプのモノではありません。まず自分で豆を挽いて、フィルターや水をセットしてスイッチを押す。その後、数分程度でコーヒーが淹れ終わります。この絶妙なひと手間がリセットのスイッチだったりするのです。

「自分でコーヒーをいれる」そのひと手間を重視する

これが、ただボタンだけ押せば美味しいコーヒーが出てくるコーヒーメーカーであれば、僕はここまでハマっていないと思います。

豆を自分で挽き、フィルターを自分でセットする。あくまでコーヒーを作っているのは自分だというこのひと手間があるからこそ、気持ちがリセットできるのです。

みなさんはBalmuda(バルミューダ)というメーカー名を聞いたことはあるでしょうか。バルミューダは、2020年に発売された「The Toaster(ザ・トースター)」など、スタイリッシュな見た目の家電にちょっとした独自の機能を添えるのが特徴的な家電メーカー。トースター以外にも「The Range(ザ・レンジ)」や「The Pot(ザ・ポット)」など、知る人ぞ知る製品がたくさんあります。