瞑想の代わりに、目を閉じてストレッチ

まず、「目を閉じながら、軽くストレッチをする」です。これは「瞑想効果」があるのでオススメです。瞑想が得意な方はそれでもいいのですが、なかなかハードルが高く感じてしまう方も多いと思います。ですから、誰でも簡単にできる「目を閉じて、軽くストレッチをする」をオススメします。

目を閉じるのは、身体の感覚をより強く感じることができるからです。私たちは「目」からもあらゆる情報を拾っています。そして、それが脳に伝達され、脳はその情報を処理するために動いてしまうのです。だからこそ、ぜひ、目を閉じてやってみてください。

ストレッチも「気持ちいいな」と感じる程度のことで大丈夫です。時間も1分でも10分でも大丈夫。その日、気が向くままやってみていただけたらと思います。

体のどこが、どう伸びているのか……そんなことを感じながら、ぜひ気持ちよく伸びてみてください。その瞬間、ほんの少しですが、脳が休まるのです。

そして、ぜひ、「ああ、気持ちよかったな」と思いながら、お布団に入ってみてくださいね。

リビングルームでストレッチをする女性
写真=iStock.com/west
※写真はイメージです

ストレッチは、疲労を和らげる効果もあるので、本当にオススメの方法です。

2つめの「心温まる本を読む」。これもオススメです。勉強の本や、心が暗くなってしまうような本、悲しくなるような本は、オススメしません。ポイントは、「心温まる本」という部分です。オススメなのは、架空の物語。

心がほっとすると、脳も和らぐのです。6万回以上も思考した脳は、キュッと硬くなっている状態です。本を読むことでそれを和らげるのです。それによって、発想が柔軟になり、仕事のパフォーマンスも上がっていきます。

こんなふうにして、ぜひ「1日のしまい方」を意識してみてください。

起きたら換気をして、朝日を浴びる

2.起きた時

次に、起きた時の時間の使い方についてお話しいたします。

オススメは、この3つです。

(1)換気をする
(2)ぬるい飲み物を飲む
(3)ルーティーンを淡々とこなす

意外に思うかもしれませんが、仕事のことは、まだ考えなくてもいいです。なぜなら、考えても考えなくても、どうせ仕事の時間はやってくるからです。

起きた時の時間の使い方で大切なことは、「落ち着いた時間」です。

それでは、ひとつずつ解説しましょう。

まず、1つめの「換気をする」。私は、ひとまず、家中の窓を開けて、風を通します。新鮮な空気を吸うことは、脳の活性化を促しますし、何より「すがすがしい気持ちになる」ことは、仕事だけでなく、あらゆることのパフォーマンスを上げていくからです。

換気をすることで、もうひとついいことがあります。それは、「朝日を浴びることができる」こと。これはいろいろな方がおっしゃっていることですよね。朝日を浴びることによって、体内時計をリセットする効果と、免疫力を高める効果がある、と。

換気は、一石二鳥のラッキーが舞い込む方法です。