無神経な質問にはどう返せばいいか。イメージコンサルタントの吉原珠央さんは「『どうしてそんなに気になるの』と気軽に聞き返すのがいい。そう言われれば、まともな人なら『答えづらいことを聞いてしまった』と気づくはず」という――。

※本稿は吉原珠央『だから、あの人は嫌われる 対人関係がうまくいかない人の解決策』(幻冬舎新書)の一部を再編集したものです。

喧嘩をしている若いカップル
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無神経な言動は「シミュレーション」で対処する

20代の頃、仕事やプライベートのつき合いの中で「この人はちょっと無理かも」と感じたとき、「人を嫌いになってしまう、ちっぽけな自分にうんざり」「私のメンタルが弱いからなのか」などの気分になることがありました。

30代になってからも、誰かの無神経な言動に対してうまく反応できなかったり、ヘラヘラと作り笑いでごまかしてしまったときは、あまりに情けなく、帰宅後に嫌悪感で涙がこぼれたこともありました。

そういった経験を通してわかったこととは、無神経な言動に対するシミュレーション(予行練習、以後「シミュレーション」とします)の大切さです。

そのおかげで、現在は無神経な人と出会っても、堂々と対応できるようになり、かつて感じたような悔しさややるせなさがだいぶ減るようになりました。シミュレーションといっても、決して相手を論破したり、張り合うためではありません。

シミュレーションをすることで、「この人と深く関わる必要はないのだ」「淡々とやり過ごせばいいだけのことだ」という確固たる思いを持ちつつ、穏やかな態度でいられることを目指すのです。