結婚や出産、移住などの際に自治体に申請するだけでお金がもらえる場合がある。経済ジャーナリストの荻原博子氏の著書『あなたのウチの埋蔵金 リスクとストレスなく副収入を得る』(朝日新書)より、お金がもらえる6つのパターンを紹介する――。
日本円紙幣
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お金は自分の足元にある

新型コロナの影響で、「不要不急の外出を控えよ」と言われ、家で鬱々とした生活をしてきた方が多いことと思います。

すでに収入の減少に見舞われている方もいるでしょう。

給料が今後カットされるというサラリーマンや、これからの負担増が心配でたまらない年金生活の高齢者の方々もいらっしゃるかもしれません。

何もしなかったら、不安なままで、何も始まらない。

そこで、家にいながら、一緒に収入を上げる方法を考えてみましょう。

とはいえ、今のような「株だけバブリー」という時に投資をするのは、リスクが大きい。投資というのは、失ってもいいお金でするもので、そんな余裕はないという人が多いでしょう。

だとしたら、まず、自分の足元に「お宝」がないか探してみましょう。

その「お宝」とは、あなたの家に眠っている「埋蔵金」です。

本稿でいう「埋蔵金」とは、転職や起業、しんどい副業、リスクの高い投資、つらい節約など、「ストレスのかかること」をせず、家計と生活の見直しだけで生まれるお金のこと。それを掘り起こせば、今より家計が楽になります。

本稿では、申請するだけでもらえるお金や戻ってくる税金を6パターンご紹介します。