イスラエルは大統領がテレビで絵本読み聞かせ

【イスラエル】ルーベン・リブリン大統領

イスラエル政府は感染が拡大する各国からの入国を拒否し、3月9日には全ての国からの外国人の入国を拒否するなど、世界でも迅速かつ厳粛な新型コロナウイルス対策を行ってきた国だ。しかしそれでもウイルスの封じ込めはできず、3月14日にはすての教育施設の閉鎖が発表された。それ以降も、公共施設への訪問が禁じられ、食料品や医薬品の調達などのやむを得ない場合を除いて外出しないように国民に求めた。

そんななか、3月31日にはリブリン大統領が自ら、テレビを通じて絵本の読み聞かせを行って話題になった。これは教育機関が閉鎖になり、自宅待機を強いられた子供たちを持つ親たちが休めるようにという配慮によるものだという。ちなみに、イスラエルの大統領は儀礼的存在であり、行政府の主張は首相であるベンヤミン・ネタニヤフ氏が務めている。

ブラジル大統領「私たちは、いつかどうせ死ぬのだ」

【ブラジル】ジャイル・ボルソナロ大統領

「ブラジルのトランプ」と呼ばれるボルソナロ大統領は、3月24日、政見放送で新型コロナウイルスを「軽い風邪」呼ばわりした。自身の支持者には「私たちは皆、いつかどうせ死ぬのだ」などと語ってロックダウンを否定、サンパウロ州などが取った外出制限措置には、「犯罪だ。国を破壊している」などと批判を繰り返した。

また、3月下旬には自身のツイッターとフェイスブックに「60%から70%の国民が感染することでブラジルに免疫がつく」「特効薬はもうすぐできる」などと投稿し、デマとして両社に削除されている。

こうした発言は国内外から批判を集め、対策を進める保健相やリオ連邦地裁の判事らとも対立している。ブラジル国内の感染者数は右肩上がりだが、いまだ大統領の事態の軽視は変わらず、商業活動の制限には消極的だ。