2016年2月9日(火)

仕事一筋から時短勤務の「働くイクメン」になって変わったこと

PRESIDENT 2015年8月3日号

著者
鈴木 工 すずき・たくみ
ライター

1974年、神奈川県生まれ。芸人関係の記事を中心に執筆。言論誌『kotoba』に「無名の名・芸人伝」を連載中。尾田栄一郎著『ONE PIECE STRONG WORDS』、犬丸一郎著『帝国ホテルの流儀』(共に集英社新書)などの構成も担当。

執筆記事一覧

鈴木 工=文・構成 向井 渉、水野浩志=撮影
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「いつ帰るの? ゴハンは?」と残業中に連続メール。飲んで帰ればチェーンがかかり、反論すれば皿が飛ぶ。そんな夫たちに自由をつかむ秘策はあるのだろうか。

1980年代初頭には共働き世帯の倍近くあった専業主婦世帯も、その数は90年代に逆転。今や、女性の有職率は約6割ともいわれている。

しかし、収入と同様、家事の分担も男女平等化しているかといわれれば、いまだ耳が痛い読者も多いだろう。夫の家事分担率はわずか14.9%。家事仕事が20あった場合、なんと3つしか担当していない計算になる。(表を参照)

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「家事分担」に関するアンケート結果

何かと子育てのプレッシャーも多いこの時代、妻は「夫も家事育児に参加すべき」と当然に思っているにもかかわらず、家事が自分の責任だと思っている夫は少ない。いや、本人は手伝っているつもりでも「トイレ掃除はムリ」「おむつ交換(大)はパス」と勝手なNG事項を作ったり「自分のほうが稼いでるから家事負担は少なくて当然」と主張したりして、結果、妻を怒らせているのだ。

しかしそんなダメ夫たちもひとたび職場に向かえば、仕事の効率を追求し、時間管理を徹底するビジネスマン。その意識を少しでも家事に向ければ、事態は好転するはずである。

世の中にはバリバリ仕事をしながら家事育児に貢献する神のような夫がいる。彼らはどのように妻を満足させているのか。反対に、ダメ夫たちはなぜ妻の逆鱗に触れるのか。両者の声から、改善策を考えてみよう。

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