2016年1月9日(土)

お金が貯まる家計にするポイントは「固定費」にあった!

プレジデントFamily 2016年冬号

著者
藤川 太 ふじかわ・ふとし
ファイナンシャルプランナー

藤川 太

1968年、山口県生まれ。ファイナンシャルプランナー。東京、大阪、名古屋に拠点を持つ「家計の見直し相談センター」の看板相談員。教育費と老後資金の危機を憂える著書『サラリーマンは2度破産する』(朝日新書)や『1億円貯める人のお金の習慣』(PHP研究所)が好評。

執筆記事一覧

ファイナンシャルプランナー 藤川 太 構成=山田清機
1
nextpage

「1年の計は元旦にあり」です。今年こそ得したい方にオススメしたいのは、年末年始に家計の仕分けとライフプラン作成をすることです。どちらも家族全員でやることに意味があるので、皆が集まる年末年始は絶好のチャンスといえます。

図を拡大
スマホやインターネットの通信料は、割安なプランが次々と登場しているので、ぜひチェックしてみよう。契約時は無料だったサービスが、途中から有料に切り替わっているケースも多い。教育費や習い事代は、家計の仕分けとライフプラン作成を皆でやることで活路が開ける。

まず、家計の仕分けから説明しましょう。私はファイナンシャルプランナーですが、実は毎月、家計を見直しているわけではありません。年に1回、年末に12カ月分の収支を眺めるようにしています。家計の仕分けでポイントとなるのは、毎月、定額で出ていく「固定費」に着目して削ること。家賃や保険料、通信費などがそれにあたります。

すると、ある時から急に通信費が上がっていると気づいたりします。わが家では、中学に進学した娘が、小学校時代にGPS代わりに持たせた携帯電話で、盛んに友達とメールをしているとわかりました。年明けに、あわててパケット通信使い放題のプランに切り替えましたが、それだけで月の通信費が半分になりました。

一方、毎月変動する食費や光熱費、外食費などは「やりくり費」と呼びます。節約となるとほとんどの人がやりくり費の削減を考えますが、寒いのにエアコンを切って我慢したり、スーパーでもやしを買ったりしても、節約できるのはわずか数十円。すごくがんばっても節約効果は低く、切り詰めすぎると家族の気持ちまで暗くなります。しかし固定費の見直しなら、痛みを伴わず、しかも、節約効果は毎月積み重なっていくため、かなり大きなものになる。これをやらない手はありません。

PickUp