2015年9月26日(土)

恋するふたりの心を解明「古典・小説の名ゼリフ集」【結婚編】

PRESIDENT 2015年3月2日号

大高志帆=構成
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愛とは何か、結婚とは、別れとは、女とは……。古典・小説の登場人物や偉人が発した愛と女にまつわる名ゼリフを小説家の須藤靖貴さんが厳選。心に残る金言を解説付きでお届けする。

結婚編

長く続く結婚生活とは、夫婦とはいったい何なのか。既婚者なら頷かずにはいられない、深い言葉の数々をお届けする。

 

朝夕の食事は
うまからずとも
褒めて食うべし。
伊達政宗●戦国武将

名将として知られる伊達政宗が「遺訓」として残した、「仁」「義」「礼」「智」「信」に続く言葉。あらゆることに感謝し続けることが、夫婦生活を継続する秘訣のようだ。

 

夫婦生活とは
長い会話である。
ニーチェ●哲学者

会話が成り立つということは、お互いを尊重し合っている証拠。生涯独身を通し、「女は一切が謎」と断じたニーチェが言うと、何か含みがあるように感じられてならない。

 

結婚は果物と違って、
いくら遅くても
季節はずれに
なることはない。
トルストイ●作家

トルストイの妻は、ソクラテス、モーツアルトの妻とともに「世界三大悪妻」に数えられる。そんな彼だからこそ、「結婚は急ぐ必要はない」と強く言いたかったのだろう。

 

夫婦喧嘩は
安物の瀬戸物を
打ちこわすにかぎる。
夏目漱石●作家

「物を壊せばこちらの癇癪は晴れるし、女は安物でも瀬戸物がもったいないから閉口する」漱石は夫婦喧嘩必勝法として、編集者・中村武羅夫に笑いながら語ったという。

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