2015年6月15日(月)

お金がころがりこむ「朝型」人間の習慣10

小宮一慶のメディア・ウオッチ【4】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
小宮 一慶 こみや・かずよし
小宮コンサルタンツ代表

小宮 一慶

1957年、大阪府生まれ。81年、京都大学法学部卒業後、東京銀行入行。86年、アメリカのダートマス大学経営大学院でMBA取得。帰国後、経営戦略情報システム、M&A業務に携わったのち、岡本アソシエイツ取締役に就任。国際コンサルティングを手がける。93年、カンボジアPKOに国際選挙監視員として参加。94年より、日本福祉サービス(現セントケア)にて、在宅介護問題に取り組む。96年、小宮コンサルタンツを設立。コンサルタント、非常勤取締役、監査役として企業経営の助言を行うほか、講演、著書を通じてビジネスマンに必要な基本スキルについて、わかりやすい言葉で指南している。明治大学大学院会計専門職研究科特任教授。近著に『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』(ディスカヴァー21)、『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』(ディスカヴァー21)、『「1秒!」で財務諸表を読む方法』(東洋経済新報社)、『お金を知る技術 殖やす技術』(朝日新書)などがある。

執筆記事一覧

経営コンサルタント 小宮一慶=文
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早起きの「徳」は「三文」どころではない

安倍晋三首相が今年2月の施政方針演説で、「昼が長い夏は、朝早くから働き、夕方からは家族や友人との時間を楽しむ」という、夏の生活スタイルを変革する新たな国民運動(「夏の生活スタイル変革」)を展開するとの方針を示しました。

それに呼応して、総務省が国家公務員や各都道府県に、「夏の生活スタイル変革」を率先して実践するように呼びかけ、とくに7月、8月には「朝型勤務」の推進に取り組むとしています。来年度には、フレックスタイムなど、それに応じた法改正の動きもあります。

ポイント1▼クリエイティブ脳で作業がはかどる

私は元々朝型で、この原稿も、会社で始業前に書いています。だいたい会社には7時から7時半くらいの間に来ますが、原稿書きや事務処理などの仕事は9時の始業前に済ませてしまうことがほとんどです。逆に、9時以降は来客や会議、講演、テレビ、移動などで時間を取られることが多いので、朝の時間帯を有効に使いたいということもあります。

ポイント2▼混雑率の低い電車で新聞に没頭

また、私は、新聞を読むのが趣味というか、仕事の一部なので、電車の中で日経新聞を読むことが日課です。そのためにも、電車が比較的空いている時間帯に、移動したいということもあります。東京の自宅では、朝ごはんを食べているときにテレビのニュースを聞きながら一般紙を読み、電車で日経を読み、会社では日経産業新聞を読むのを通常のパターンにしています。

当社は10数人の従業員の小さな会社ですが、私よりも早く出社する人が常に数人います。8時までに来ているスタッフも少なくありません。当社では9時から16時をコアタイムとするフレックス制を導入しています。

ポイント3▼組織のトップや上司が率先垂範

経営者としては、早く来て、早く帰ってくれる人がとても有難いのです。朝の効率良い時間帯に集中して仕事をし、だらだらムダな時間を過ごすことなく残業せずに帰ってくれる社員が、私には理想です。私自身も、講演やテレビなどの仕事や会食がある場合を除いては、極力残業しないようにしています。

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