充実した1日を過ごすための「前工程」とは何か。回答を集めて、まず驚いたのが起床時間の早さだった。エンジンをしっかりあたためなければ、ダッシュは成功しない。
◎アンケート項目
1.いちばんよく食べる献立、それを召し上がる場所と時間について教えてください。
2.気に入っている点、こだわっている点を教えてください。
3.いつごろから、どれぐらいの頻度で、その献立を食べるようになったかを教えてください。
4.起床してから、朝食をとり、出勤するまでのスケジュールのイメージを教えてください。
5.出勤前の時間、朝食の時間はご自身にとってどういう時間でしょうか。
※なお回答は、編集部の責任編集。

玉塚元一:ローソン社長

玉塚元一氏のある日の朝食

[よく食べる献立]
試食を兼ねてローソンの「ブランパン」と「カット野菜」を食べることが多いです。
[こだわり]
「ブランパン」は糖質が少なく、食物繊維や鉄分などの栄養成分が豊富。「カット野菜」は洗わずに食べられるので、手軽で重宝しています。
[いつ頃から]
12年3月に朝食向けの食パンと牛乳のCMに出演して以降、自宅で朝食をとる週2~3回はこのメニューです。
[朝の時間割]
5:30 起床
5:45 ウオーキング
6:30 朝食
8:00 出勤
[朝食時間の位置づけ]
運動をしたり、栄養補給を行ったり、いろいろな経営判断のために頭の回転を高める時間です。

三木泰雄:ヴイエムウェア社長

三木泰雄氏のある日の朝食

[よく食べる献立]
パン、サラダ、卵料理、ハム・ソーセージ等、フルーツ、牛乳、ヨーグルト、ジュース、コーヒー。
[こだわり]
朝食は毎日欠かさず食べます。こだわりはサラダのドレッシング。毎朝その場で手作りします。
[いつ頃から]
結婚後の約30年は、このメニューの朝食を30~40分程度かけ、ゆっくり食べることが習慣になっています。
[朝の時間割]
6:00 起床、テレビチェック
6:30 朝食
7:10 食後のコーヒー、メールチェック、身支度
8:00 出勤
[朝食時間の位置づけ]
大切な家族とのコミュニケーションの時間。どんなに仕事が忙しくても、今の自分があるのは家族の支えがあってこそ。本社との電話会議も多いですが、米国西海岸時間の夕方、日本時間の朝8時から正午にかけて設定するように調整しています。電話会議も自宅では行わず、自宅での朝の時間には仕事を持ち込まないようにしています。