2014年10月9日(木)

就活・転職「資格なき者は門前払い」になる日

企業が考える、使える資格・使えない資格【5】

PRESIDENT Online スペシャル

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「資格取得の挑戦心や努力を評価」が最多

企業の人事部は、資格を持つ大学生や転職希望者をどう評価しているのでしょうか。大手企業を中心にした54社に、次のような採用に関する質問をしました。

【Q6】 採用に関して、資格を持っている人は有利ですか。当てはまる番号にマルをつけてください。
〈1〉新卒者のみ有利  〈2〉中途採用者のみ有利  〈3〉新卒、中途どちらも有利    
〈4〉資格は評価しない  〈5〉資格そのものよりも、取得しようとした挑戦心や努力を評価する(新卒では・中途では)  〈6〉何とも言えない
〈1〉はゼロ〈2〉は3社〈3〉は7社〈4〉は2社
〈5〉は19社(うち1社は「新卒では」という条件付き)〈6〉は24社

〈1〉「新卒者のみ有利」とする会社は1社もありませんでしたが、〈2〉「中途採用者のみ有利」と〈3〉「新卒、中途どちらも有利」を合わせると10社。54社のうちの18.5%でした。10社の内訳は、大和ハウス工業など業務独占型資格の多い建設・不動産業界だけではなく、電気や機械メーカー、商社など多様でした。一方で、〈4〉「資格は評価しない」は双日など2社にとどまりました(3.7%)。相対的にみると、採用で資格を“評価する会社”は2割弱とやや少なめですが、"評価しない会社"よりも多いという結果になりました。

今回のアンケートで特徴的だったのは、〈5〉「資格そのものよりも、取得しようとした挑戦心や努力を評価する(新卒では・中途では)」との回答が丸紅や三井住友海上、オリックスなど19社(35.2%)あったことでした。

そして、〈6〉「何ともいえない」は、ミツバ、キリン、富士ゼロックス、三菱重工業、サイバーエージェントなど24社(44.4%)にも上りました。

19社と24社、これらの数字は何を意味するのか。

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