これまでの経験を活かして、働き続けることはできるか──。人事を知悉する2人の助言から、雇用市場の実態が見えてきた。

数カ月の遅れで「長期失業者」になる

35歳が「転職適齢期」といわれるように、中高年の再就職は依然として厳しい状況にある。だが、再就職は「不可能」ではない。問題は「いくら欲しいのか」という点だ。