ネット全盛時代に上場を果たしたサイバーエージェント。創業者である著者はネットバブル崩壊後の危機に瀕して、今でこそアメーバブログで有名なメディア事業に経営資源を傾けるかけに出る。投資家から事業の撤退を迫られ、四面楚歌に遭いながらも結果が出るまでやり抜く過程が赤裸々に語られている。

同じ創業者の立場にある者として真摯に経営に向き合う姿に感銘を受けた。起業家は孤独だ。企業は自分の体の一部だという意識があればこそできることだろう。苦しくても納得するまでやめられないというやりがいもある。経営陣や社員の方にもオセロのように絶望と希望を繰り返すビジネスの醍醐味を味わってほしい。