さまざまな事情で柔軟な勤務形態を選ぶ人々

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ジョブシェアリング(フルタイム勤務者1人分の仕事を2人のパートタイム勤務者で分担するワークシェアリングの一種)は、柔軟な勤務形態としてますます支持されるようになっている。だが、他者と仕事を分かち合うことは本当に可能なのか。机上でよさそうに見えることを現実に成功させるためにはどうすればよいのだろう。

「ジョブシェアリングという勤務形態を選ぶ理由は、扶養家族の世話をするため、仕事をかけもちするため、より高度な教育を受けるためなど、さまざまだ」。こう語るのは、ウォートン・スクール経営学教授で、『Total Leadership: Be a Better Leader,Have a Richer Life』(邦訳『トータル・リーダーシップ』)の著者、スチュワート・D・フリードマンだ。MIT(マサチューセッツ工科大学)スローン・スクール・オブ・マネジメントの経営学教授で、『Breaking the Mold: Redesigning Work for Productive and Satisfying Lives』(邦訳『キャリア・イノベーション』)の著者、ロッテ・ベイリンも同じ見方をしており、人々がジョブシェアリングを望むのはたいていの場合、生活の中のストレスを減らしたいからだと指摘する。理由が何であれ、ジョブシェアリングが成功するかどうかは、シェアする当人たちにかかっている。カリフォルニア大学ヘイスティングス・カレッジ・オブ・ザ・ローのセンター・フォー・ワークライフ・ローの創立メンバーで、同センター理事兼法学教授のジョアン・ウィリアムズは、どんな職務でも賢明かつ慎重に分割すればシェアできると言う。そのコツを紹介しよう。