2013年10月4日(金)

不運な目に遭っても、「すべて自分のせい」と思えるか

「年収1億円」稼ぎのエッセンス 第1回

PRESIDENT BOOKS /PRESIDENT Online スペシャル

著者
江上 治 えがみ・おさむ
株式会社オフィシャル 代表取締役

1967年生まれ。有名プロスポーツ選手から経営者まで、年収1億円超えのクライアントを50名以上抱える富裕層専門のカリスマファイナンシャルプランナー。サラリーマン時代には大手損害保険会社、生命保険会社の代理店支援営業における新規開拓分野および売上達成率で、全国1位を4回受賞。損保会社では最短、最年少でマネジャーに昇格。生保会社でも最短でのマネジャー昇格を果たす。独立後は、保険営業を中心としたFP事務所を設立。人脈ゼロ、資金ゼロから1000名を超える顧客を開拓し、これまでに通算600億円の保険契約を獲得。著書にベストセラーとなった『年収1億円思考』がある。

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株式会社オフィシャル 代表取締役 江上 治
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私たちは、チャンスに恵まれるときもあれば、不運な目に遭うときもある。

会社員であれば、希望しない部署への異動や転勤がある。会社そのものが倒産することもあるかもしれない。プライベートでは家族の病気も不運であるし、事故に遭うこともある。こうした逆境や苦難は、誰でも避けたいものだ。

だが、不運に遭遇したとき、これをどうとらえるか。じつは、そこが億単位の年収を稼げるか、ミリオネアになれるかの試金石なのだ。

どのような出来事であれ、「起こったことは、すべて自分のせい」と考えられる人は、不運をチャンスに変えられる人である。

私は、それをある顧客から教わった。

東海地方で医療法人を経営するY理事長だ。

Y理事長は、大学の医学部で学び、勤務医生活を経て独立。独立した3年後には在宅医療を中心とした介護サービス会社を立ち上げ、NPO法人も運営している。

現在のY理事長の年収は、1億7000万円。

こう聞くと、開業医の家系と思う人もいるだろうが、父親は銀行員である。医者とはいえ、ゼロからの出発でこの年収なのだ。

私がY理事長から教わった話とは、次のような内容だ。

起こった不運を他人のせいにする「他責」と、自分のせいだと考える「自責」でいえば、1億円以上を稼ぐ人の思考の根底には、つねに「自責」がある。

社員を雇っている経営者であれば、100パーセントが自分の責任と思える人でなければ、とてつもない年収を稼ぐ人にはなれない。もし1度は稼いだとしても、とてつもない年収を稼ぎ続ける人にはなれない。

たとえば社員にやる気がないという問題や、社員が休みがちという問題が起こったとする。その場合でも、それは、そういう境遇しか与えられない経営者の責任だ。

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