笑顔と堪能な語学力を世界のメディアが絶賛
「令和は雅子さまの時代になる」
『フライデー』が高らかに、こう宣言している。
思えば、結婚以来、雅子さんは数々の試練に遭われてきた。明仁天皇(当時)が生前退位して徳仁親王が新天皇に即位することが決まった時でさえも、雅子さんが皇后になられても美智子皇后のように公務をこなせないのではないか、体調が悪化して徳仁天皇の退位が早まるのではないかと、心無い憶測記事が流布された。
しかし、御代替わりの行事をこなし、トランプ大統領を迎えた晩餐会では、雅子さんの美しい姿と笑顔、それと堪能な語学力に、世界中のメディアから賞賛の声が上がった。
10月22日、激しく降りしきる雨の中で、内外からおよそ2000人の参列者を招いて行われた、「即位礼正殿の儀」は、つつがなく執り行われた。
天皇陛下は、
「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います」
と「お言葉」を述べた。
29年前の明仁天皇は「日本国憲法を遵守し」とはっきりいったが、今回は「憲法にのっとり」という半歩後退した表現になったことに、「安倍晋三首相に押し切られたのではないか」と異を唱える向きもあるようだが、後述するようなことを考えれば、その心配はないようだ。