なぜお金は貯まらないのか
「収入はあるのに、なぜか貯金が増えない」。そんな悩みを抱える人は少なくありません。家計簿を見直しても、節約アプリを使っても変わらない……。その原因は、意外にも“家の中の習慣”にあるかもしれません。冷蔵庫やお風呂場、収納棚といった身近な場所にこそ、お金が貯まらない人の共通点が隠れているのです。
たとえば、冷蔵庫。開けてみると、使いかけの調味料や賞味期限切れの食材がぎっしり。節約のつもりでまとめ買いした肉を冷凍庫に詰め込み、結局使い切れずに捨ててしまう。この“冷蔵庫の満員状態”こそが無駄を生む最大の原因だと片づけのプロは指摘しています。風呂場にも同じ構造があります。シャンプーや掃除グッズを詰め込み、使わないまま放置。湿気とともにモノが増える空間は、浪費の温床でもあります。
さらに、リビングや収納棚を見渡すと、100円ショップの収納ケースがずらり。見た目は整っていても、実際には「しまい込むだけ」でモノと支出の関係が見えなくなっていしまいます。片づけのプロは、「“整理”ではなく“選別”ができていない家ほど、お金が逃げやすい」と断言します。
お金が貯まる人とそうでない人の差は、収入額ではなく、モノやお金に対する“考え方”にあるようです。本物の富裕層は、安さや便利さではなく“長く使える価値”にお金を使う。子や孫の世代までを見据えたお金の使い方が、結果として資産を増やしていくのです。
本稿では、プレジデントオンラインで配信した人気記事5本から「お金が貯まらない家」の共通点を紹介します。節約のテクニックではなく、“暮らしの整え方”を通してお金の流れを見直す――。そのきっかけをくれる記事です。
お金が貯まらない家の「冷蔵庫」にたいていある…入れるだけで月に2~3万円損する人もいる意外なもの
(2024年8月31日公開)
お金のたまらない家にはどんな共通点があるのか。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智さんは「そんなふうに冷蔵庫がパンパンの家はお金が貯まりません。お金が貯まらない家の冷蔵庫には、共通して4つのものが入っています」といいます。<続きを読む>
お金の貯まらない家の「お風呂場」には大抵コレがある…片づけのプロ「今すぐ風呂場の外へ出すべきもの」
(2025年3月21日公開)
基本的には本人や家族しか立ち入ることのない、家の中でも特にプライベートな空間のひとつである風呂場。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智さんは「お風呂場を見れば、その家がお金の貯まる家か貯まらない家かわかる。浪費家の人は、新しいもの好きなところがあるが、その衝動買いの結果が風呂場の随所に見られる」という。<続きを読む>
お金が貯まらない"普通の人"はこの発想がない…子や孫の世代まで影響する「本物の富裕層」のお金の使い方
(2024年11月16日公開)
幸せな富裕層はどのような支出哲学をもっているのか。富裕層税務コンサルタント・税理士の森田貴子氏は「富裕層には、長期的視野や社会貢献を意識した視点で見えない価値を大切にしている人が多い。だから節税につながらない支出もいとわない」という。<続きを読む>
「肉のまとめ買い→小分けで冷凍保存」は節約に見えるが…FPが明かす「お金の貯まらない人の冷蔵庫」にあるもの
(2025年4月28日公開)
お金の貯まらない人の冷蔵庫に共通点はあるのか。ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんは「賞味期限切れの食材、最後にいつ使ったかわからない調味料などがあることが多い」という。<続きを読む>
お金が貯まらない家には大抵この収納用品がある…お金が貯まるミニマリストが絶対買わない「100均アイテム」
(2025年6月20日公開)
気づけば家の中には似たような商品やアイテムが複数個あり、使っていないモノで溢れてしまう。ユーチューバーのミニマリストtakeruさんは「僕も吟味したら31品もあったあるアイテムがたった6品で済んだ」という。<続きを読む>






