仕事に追われてイライラしたり、人間関係でモヤモヤしたり……。そんな悩みを解決できるのがマインドフルネス。「聞いたことはあるけどよく知らない」人も、体験したことのある人も、これを読めば基礎と実践が理解できます!
マインドフルネスとは“いまここ”の状態です
マインドフルネスとは、“いまここに集中している状態”のこと。マインドフルネスは、パソコンにたとえるとわかりやすいと思います。パソコン上でいろいろな作業をしているうちに動作が重くなり、しまいにはフリーズしてしまう。そうすると再起動をかけて元に戻しますが、立ち上がってすぐの状態が、心や頭でいうとマインドフルネスの状態。いまにしっかり集中し、心や頭がクリアになって準備万端の状態です。
それを鍛錬する方法がマインドフルネス瞑想であり、すべてのワークのベースになるものです。ストレス解消や集中力アップなど、マインドフルネスの効果は科学的にも実証されています。
マインドフルネスのスゴイ効果
(1)感情をマネジメントできるようになる
衝動的な感情を司る脳の部位・扁桃体の活動が抑制され、感情への気づきも高まるため、激しい感情へのマネジメント力が高まる。部下や子どもに対して、思わず感情的な言葉を投げかけてしまうことも防げる。
(2)仕事の生産性が高まる
交感神経系を落ち着け、副交感神経系を活性化させるため、ストレスが軽減され、その結果、仕事の生産性が高まる。またアイデアがわく脳になるので、創造力もアップ。思いがけない企画がひらめくかも!
(3)免疫システムの働きが上がる
私たちの体を病原体から守る免疫システムの働きがさかんになるため、病気になりにくい体になる。慢性疼痛(とうつう)や喘息、糖尿病など身体的症状や不安、不眠、恐怖症、摂食障害など精神的な症状も改善する。
(1)感情をマネジメントできるようになる
衝動的な感情を司る脳の部位・扁桃体の活動が抑制され、感情への気づきも高まるため、激しい感情へのマネジメント力が高まる。部下や子どもに対して、思わず感情的な言葉を投げかけてしまうことも防げる。
(2)仕事の生産性が高まる
交感神経系を落ち着け、副交感神経系を活性化させるため、ストレスが軽減され、その結果、仕事の生産性が高まる。またアイデアがわく脳になるので、創造力もアップ。思いがけない企画がひらめくかも!
(3)免疫システムの働きが上がる
私たちの体を病原体から守る免疫システムの働きがさかんになるため、病気になりにくい体になる。慢性疼痛(とうつう)や喘息、糖尿病など身体的症状や不安、不眠、恐怖症、摂食障害など精神的な症状も改善する。
瞑想のプロセスをイラストで図解します
荻野淳也(教えてくれた人)
一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(MiLI)代表。Googleの能力開発メソッド「SearchInside Yourself 」のパブリックプログラムを日本で初めて開催した。
一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(MiLI)代表。Googleの能力開発メソッド「SearchInside Yourself 」のパブリックプログラムを日本で初めて開催した。