全員参加のピザパーティー

ビズリーチ リードエンジニア 東海林歩未さん

私がシステムエンジニアとして働いているこのビズリーチには、社員同士の交流を促すいろんな取り組みがあるんです。

例えば月に1度、宅配ピザを大量に取り寄せて、スタッフのほぼ全員が参加するピザパーティがあります。それから同じく月に1度行われるのが、全社員の中からランダムに選ばれたメンバーでランチを食べること。コミュニケーションランチを略して「コミュラン」と呼ばれているのですが、普段はあまりやり取りを交わさない他部署の仲間と話せるので、とても良い刺激になっています。

他にも勉強会やサークルも盛んです。私も最近、マーケティング部の人に「データ分析を自分でもしてみたいので、SQL(リレーショナルデータベースを操作する際に必要なプログラム言語)を学びたい」と言われ、一つ勉強会を行ったんですよ。

そうした場でも人事や営業の人たちと接することができて、彼らが普段どんな仕事を、どんな考えの下でしているかを知る機会になります。それがとても面白いし、勉強になるんです。

80人中、女性は4人

私のようなシステムエンジニアは黙々と仕事をすることが多いし、少し油断すると自分の周りにいる同じ職種の人たちとしか話をしない、ということにもなりがちです。それに所属するチームは23人のうち女性は2人、システムエンジニア全体でも80人中4人と女性の比率がとても低いんです。

でも、この会社に来てからエンジニア同士で小さくまとまったり、部署の女性の少なさを意識したりということはほとんどありません。それを意識せずに働けるのは、普段から他部署の人たちとオープンに交流しているそうした職場環境が大きいかもしれませんね。

そもそもビズリーチは人がどのように働き、キャリアを作っていくかを商品にしている会社。インターネットのちからで働き方を変えようとしているのですから、そのためには自分たちの働き方や社内の雰囲気をより良くしなければならない、という考え方が根底にあるのだと思います。

私がこの会社に来たのは昨年の8月のことでした。

実はまだ転職してから1年も経っていないんです。半年を過ぎたあたりからチームのリーダーとして仕事を任せてもらえるようになって、だんだんと慣れてきたところです。

大学は教育系の学部だったのですが、数学やゲームが昔から好きで、手に職を付けたいという思いからシステムエンジニアの道を選びました。

卒業したのは2004年、新卒で入ったのは200人くらいのシステム開発を受託している会社で不動産の入稿システムなどを担当しました。ここでは10年間働き、最後にはそれなりに認められてチームのマネージメントを任されるようにもなっていました。

転職を考えるようになったのは、そのなかでふと自分のキャリアについて真剣に考えるようになったからでした。

ビズリーチ リードエンジニア
東海林歩未
(とうかいりん・あゆみ)
筑波大学卒業後、新卒で受託開発会社入社。SEとして、Java、OracleDatabaseの大規模システム開発を主に担当。2014年8月ビズリーチ入社。ビズリーチサービスの開発・改修を担当。